個別の時代へ

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高校受験についていえば、すでに集合塾から個別指導へと全体の流れがシフトしています。

中学生は実に忙しい。部活もやらないといけないし、学校の校外活動にも精を出さないといけない。内申にかかわるので手を抜くことはできません。学校の中間期末対策もしないといけないし、高校受験の対策もある、ということになると、本当にスケジュールが大変になる。

だから、集合授業に行けない。なので、個別指導へと流れているのですが、学習内容がそれほど難しいというわけではないから、どんどんそれが進んでいます。

一方中学受験の方は、学校での活動が入試の合否にかかわることがないので、集合塾中心になっています。しかし、この先もそれが続くかといえばそうではなくなってきている。

実際に塾の生徒数は少子化の波があってさらに減少しているので、今後集合授業から個別指導へ動いていく可能性は高いでしょう。

個別の方が、子どもたちにとっては自分の状況に合わせやすいし、成績が伸びやすい。

よくわかるところは、どんどん進めるし、逆に難しいところはていねいに学習できるから、時間効率も高いのです。ただ問題は価格。中学受験の個別指導はまだまだ高い。高校受験のようにこなれていないので、まだそれが中心になるところまではいっていません。

しかし、生徒が減れば当然のことながら、人手は余ってくるし、またIT技術の進歩でだんだん価格はこなれてくるでしょう。そろそろそういう変革期に入ってきたようです。


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