理科や社会で必要な知識というのは、塾がある程度絞り込んで暗記テキストに反映してきました。
だから、それを覚えれば準備は充分だと思っていいのです。
しかし、時々入試問題では知らないことばが出てくることがあるでしょう。
例えば水溶液の問題であまり知らない液体が選択肢に入っていたりする。知らない分だけ、不安になるわけですが、知らないものは知らない、でいい。
これはある意味、受験生を迷わせる作戦でもあるのです。
実際はあまり聞いたことのない水溶液は、問題の解答には関係がないことが多い。しかし、「これは僕だけ知らないのかも」と思うと、気になり始める。
ここが作問者の狙いなのです。
だから、
「知っていることだけで解けるはずだ」
と強く思っていてほしいと思います。
もちろん問題は良く読んで、条件をしっかり整理した上で、しかし、知らないものは関係ない、と決断することも大事なこと。
例えば歴史でも、こんな事件は勉強したことがない、という問題があるかもしれません。
でも、自分が知らないことは、みんなも知らない、とそう思った方が良い。
それを気に病むよりも、自分が知っていることを使って解けばいいのだ、と割り切ることです。
みんなができなければ、「差はつかない」のだから合否には関係がありません。
ここまでがんばってきたのだから、自分の勉強を信じて、自分の力で解ける問題だけ、解けばいいと考えてほしいと思います。
受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
直前期の学習
6年生の教室から
手を引っ張るのではなく
慶應進学特別から
慎重に進もう