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すでに、願書の準備も済ませ、出願間近というときになって、1月校の結果が出てきます。
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最近では、学校が得点と順位を教えてくれるところもあり、まあ、それが実は不安の引き金になることがある。
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あるいは単純に合否でも不安になることもあるでしょう。
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ここまで、ずいぶんと時間をかけ、親子で十分話し合った受験校なのですが、ここにきて心配になる、不安になる。
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例えば、滑り止めと考えている学校で、本当に止まるんだろうか。
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やはり、合否ラインぎりぎりなので、第一志望を下げてしまった方がいいのではないか。
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基本的な答えは、「動くべきではない」でしょう。
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下げる、ということは、どんどん目が下に行ってしまう。そうなると、ここでも不安ということになるから、きりがない。
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再考するということは、悪いことではない。もう一度、確認するという意味でもやっていいでしょう。ただし、これは子どもの前で口に出すことではない。
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もう一度、親が考え直す。その結果として、本当に動かすべきなのか、慎重に考えてください。
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今は、保護者の方も不安、心配なとき。これまでのことを思い、良い結果を出したい。だから、いつもと違う状況にあることを認識された方が良いかもしれません。
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以前、秋に学校選びのお話をしたことが何回か、ありますが、良く考え、一度決めたらもう迷わない、というお話をしました。実は、ここで変えたくなるからです。ただ、今変えてしまうと、対策は何もしていない、ということになるから、かえって危険になる場合もあるもの。
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もう、ここで腹を据えて、子どものがんばりに期待する、ということでよいのではないかと思います。