ここのところ、公立高校が大学受験で善戦をしているものの、やはり合格実績においてはまだ、私立の一貫校に軍配が上がっているように思えます。
で、これはある意味当たり前のところがある。
中学受験生は小学校4年生から準備を始めます。で、中学受験のシラバスの本質は中学課程の先取りでもある。すべてがそうとは言いませんが、実際に中学受験の準備が終わると、大方数学については中学2年ぐらいまでの内容は終わっている感がある。国語の読解についても、それなりに鍛錬されてきているので、例えば高校受験の問題を中学受験経験者が中1で簡単に解くことはできるでしょう。
私立に入ると前倒しはさらに拍車がかかるところがあるので、中学2年で中学の課程が終わってしまう。そうすると、中3で高1、高1で高2というように1年ずつ先取りができるので、最終的には一浪と同じような状態になる。もちろんすべての私立がそういう状況ではないが、しかし、中学受験の先取りメリットを中高一貫で活かしているのはまちがいないでしょう。
そうなると普通に公立高校に進んだ場合、1年遅れを取り戻していることになるので、今の公立高校はなかなかがんばっているのはまちがいない。ただこの1年あまりの差は今のところ十分に埋まっているとは言い難いから、私立一貫の大学受験実績は良いのです。
このメリットはやはりなるべく効率的に我が子に受けさせたいところではあるが、しかし今の中学受験の準備はなかなかハードなので、踏み切れないご家庭もまだまだ多いのかもしれません。
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