人体に関する問題

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gakkoubetsu


2017年明大明治の問題です。


次のA,Bの文章を読んで,問いに答えなさい。
A 一昨年から中南米を中心に流行が続いているジカウィルス感染症(ジカ熱)は,蚊によってなかだちされる病気である。蚊はメスだけが血液を吸い,栄養源にする。ジカウィルス感染症は,ジカウィルスを持つ人の血液を吸った蚊が他の大を刺すことで感染が広がる。大人にジカウィルスが感染しても無症状か発熱程度の症状のことが多いが,妊娠中の女性に感染すると,ウィルスが( ① )を通過して母親から胎児に移り,胎児の脳の成長・発達を抑制することがある。

B 蚊は卵→幼虫→さなぎ→成虫の順に( ② )変態する昆虫である。昆虫のからだは頭部・胸部・腹部の3つの部分からできており,( ③ )部に( ④ )枚のはねと( ⑤ )本の脚がついているが,蚊は後ろのはねが退化している。また,蚊は人間の吐く息に含まれる( ⑥ )や,汗のにおい,温度を感じ取るといわれている。

(1)文章中の①~⑥に適切な語句を入れなさい。ただし,①は母親と胎児の間でいろいろな物質を交換しているところです。
(2)人の血液や血管に関する説明として正しいものを選び,ア~オの記号で答えなさい。
  ア 血しょうは血液の液体成分であり,毛細血管からしみ出していく。
  イ 人のからだを流れる血液のなかで,肝臓から出てきた血液が最も不用物が少ない。
  ウ 赤血球はヘモグロ。ビンという色素を含み,ヘモグロビンは体内に大った病原菌を食べる。
  エ 心臓に戻る血液が流れる血管を動脈とよび,動脈内には弁がついている。
  オ 心臟のなかの4つの部屋のうち,静脈血が流れているのは左心房と左心室である。
(3)文章中の①を通過して母親と胎児の間を移動しないものを選び,ア~オの記号で答えなさい。

 ア 酸 素    イ ニ酸化炭素    ウ 栄養分    エ 不用物  オ 赤血球

【解説と解答】

(1)母と胎児の間は胎盤を通して酸素と二酸化炭素の交換、栄養分と不要物の交換が行われます。
昆虫は頭、胸、腹のうち胸から4枚の羽と6本の足がでています。
蚊は人間の吐く二酸化炭素似反応します。
(答え)①たいばん ②完全 ③胸 ④4 ⑤6 ⑥二酸化炭素
(2)イ→じん臓を出た血液 ウ→赤血球は酸素を運びます。エ→心臓に戻るのは静脈 オ→静脈血は酸素が少ないので、右心房と右心室です。
(答え)ア
(3)赤血球を交換しません。直接血液がつながっているわけではありません。
(答え)オ


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