惜しい!から確実な得点に

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摸擬試験のやり直しをしていて

「あ、ここで計算間違いした!!」

「あ、足すのではなくて引くだった!!」

と叫んでいる子がいました。合計するとあとちょっと、というところで間違えたのが30点もあるとか、ないとか。まあ、それができたらラクラク合格ラインを超えるのでしょうけど・・・。

そういうことは多いのです。でも、結局×になる。

だから惜しい!をいかに確実に得点するかが、これからの課題なのです。

だいぶ解ける問題が多くなってきていると思うのですが、ツメを誤らないように細心の注意で解き進めてください。


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競わせる塾

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以前から中学受験は、子どもたちに成績を競わせてきました。

一番古い形であるテスト会は、授業はしませんが、試験範囲やテキストを決めて毎週日曜日に試験をする。

その順位や成績で、概ね自分の位置を知って、受験校を絞るということに使われてきました。しかし、子どもを競わせられると、どうしてもいろいろなところに力が入ってくる。

テスト会に対する塾が生まれ、家庭教師をつけ、あるいは単科塾もでき、やがて現在のような総合塾の形になってきました。

塾で教え、その成果を競わせる。ここまではまあ、それでいいのだと思うのですが、それがクラス分けに使われ、かつ席まで決まるということになると、やはりいろいろなことに影響が出てくる部分もあります。

しかし、それでも上位の子どもたちを確定させ、その子どもたちに力を入れることによって、上位校の合格実績をあげる方が優先されます。

だから、その流れに乗れるか、乗れないかは早めに見極めておかないといけない。

その流れにうまく乗れないのであれば、別の道を考えた方が良いのです。成績は自分が知っていれば良いので、自分で勉強してその成果をチェックし、勉強の状況を改善するというサイクルを続けていけば良いのです。

塾は公開テストをやっているのだから、いつでも全体の中の位置を知ることもできるので、そのデータも活かしていけばいい。

最後に志望校に合格することが一番大事なので、そのやり方を子どもたちの生活に合わせて家庭がしっかり考えていくことが大切です。


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僅差の勝負を制すには

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朝日小学生新聞「ゴリラ先生、中学受験を斬る!」

入学試験は摸擬試験と違い、その学校の合格ライン前後の子どもたちが多く受験します。その分、僅差の勝負になる。試験をやり直せば合格者の3分の1ぐらいはきっと顔ぶれが変わるのです。では僅差の勝負を制するにはどうすればいいでしょうか。ポイントは正解率です。いかにミスを減らすか、ここにかかっていると。この段階になっても、計算ミスをしたり、問題文の読み違いを連発する子どもたちがいます。実は急ぎの虫にやられてしまっているのです。

試験ですから、誰もがなるべく多くの問題を解きたいと思っているでしょう。中途半端に終わるのはいやだから、なるべく急いで解く。で急いで解くからミスをするのです。

問題文を読み飛ばしたり、計算間違いをしたり、せっかく正しい答えが出たのに、それを写し間違えたり・・・。

しかし僅差の勝負ですから、その1問で合格ラインに達しない、ということがあるわけです。だから、やはり正確に解き上げる方法をしっかり身につけなければいけません。摸擬試験や過去問を解きながら、いかにミスしないで解き上げるか、その方法を練習しなければいけないのです。いくつかポイントを挙げましょう。

1)問題文の条件に下線を引く。
  ただ下線を引くだけでは不十分で、解答を書く前にその条件を確認する作業が必要です。時速なのか、分速なのか。リットルなのかデシリットルなのか、条件を確認しましょう。

2)計算、式を残す
  途中でこちょこちょっと書いていくと、答えが合わなくなったときに、また最初からやり直しになります。しかし、過程を書いていれば、確認して進めますから、途中まで間違いを発見できます。これがなかなか難しい。特に男の子はそうです。ですから、毎日解いている段階から、式や計算を残すということはくせにしておくべきでしょう。

3)答えが出たと思ったら、もう一度問題文を確認する
  計算が割り切れたとき、答えを思いついたとき、つい、そのまま答えを書き込んでしまいがちですが、本当はそこからもうひとつ考えなければいけなかったりするのです。だからそこでもう一度問題文を見直す。心の中で、「で、何を出すんだっけ?」とつぶやいてもいいでしょう。そうやって確認することによってミスを減らすのです。せっかく答えを出せたのだから、最後の最後で間違えないようにしっかり練習していきましょう。


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