模擬試験でルーティンを試せ

ミスを防ぐためのルーティンを決めていますか?

例えば算数については
1)計算はその場で見直す
2)答えが出たと思ったら、もう一度問題を読む。
3)できなかったら、使っていない条件がないかを確認する

ぐらいは、普通にできないといけない。

しかし、もう残りの模擬試験も少なくなっているので、決めたルーティンがしっかりできるか、ちゃんと練習しましょう。

これによって、ミスが減って、正解率が上がれば、合格ラインを突破できる、という子どもたちは多いのです。

いよいよ詰めの作業になってきましたから、正確さを第一に考えていきましょう。


中学受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
思っているほど点数はとれない


中学受験 算数オンライン塾
11月4日の問題



【塾でのご利用について】
塾でWEBワークスをご利用いただける「フリーダムスポット」のご案内





大量のプリントが配布される理由

大手塾でとにかく大量のプリントを印刷しているのを見て、「全員ができるはずもないのに、なぜあげるのか?」と聞いてみたことがあります。

本来であれば、自分の力にあった問題をしっかり絞り込んでもらった方が良い、と思うのですが、しかし、上のクラスから下のクラスまで全部同じ教材を配る。同じ教材だから、やさしいところから始まって難しいところまですべて載っている。

クラスの運用としては、下のクラスでは応用問題はやらない。上のクラスでは基本問題は扱わない。が、そうなるとどのクラスでも大量にやらなかった問題が残るわけです。

で、先生に「やらなかった問題はどうするのでしょうか?」と聞くと「できる範囲でがんばればいいです。」という言い方をされる。「え?全部やるんですか?」と突っ込むと「できないものはいいです。」ということになって、結局がんばっているお子さんが多いでしょう。

でも、塾側も「全部できるはずはない」と思っているのです。なぜでしょうか?

一部のクレームからこの事態は起きているからです。もし、クラスが下だったとして、そのテキストに上の問題が載っていなかったら?

上のクラスの子と同じことをやっていなければ組み分けで上がっていけないじゃないか!というクレームが出てくるのです。しかし、実際はそんなに大量の問題をやれるわけがないのですが、載っていないとチャンスがない、と思われがちになる。

だから、全部載っているのです。なので、テキストの使い方をそれなりに考えていかないといけない。

自分のレベルに合わせて、何をやればいいのか、本当はしっかり絞り込んでいく必要があるわけですが、しかし、具体的な指導はあまり出てきません。

「それしかやらないんじゃあ、ウチの子は、ずっと上がれない、ということですか?」というクレームがくるから、という話は聞きましたが。



中学受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
合格点を取るイメージをつくる



【(株)邦学館からのお知らせ 】
WEBワークスを塾・個別指導でご利用いただける「フリーダムスポット」のご案内





母は女優でなければいけないといわれるのは

この時期ぐらいから、もうお父さん、お母さんはどっしりと構えた方が良いと思うのです。

あまり気が付いておられない方が多いですが、子どもたちは本当にお父さん、お母さんのことをよく見ています。

だから、お父さん、お母さんの心理状態が子どもたちに伝わりやすい。お父さんやお母さんが慌てたり、心配している様子がわかると、子どもも不安になる。

お母さんの言動を見て、「あれ、僕は危ないのか?」と思う子は多いのです。

だから「母は女優たれ」というようなことが言われるようになるわけですが、それも一理ある。

「まあ、どうなってもとにかくがんばるだけだから」ぐらいに思ってもらえれば、最後に力を引き出すことができるように思うのです。

なので、どかっとした感じでこれからの時間を過ごしてください。


中学受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
丹念に読む練習


中学受験 算数オンライン塾
11月2日の問題



【塾でのご利用について】
塾でWEBワークスをご利用いただける「フリーダムスポット」のご案内