学校別特訓に入れない?

夏から学校別特訓が始まる塾が多くなるのですが、最近はこの選抜試験がある。

で、この選抜試験に入らないと行きたい学校別特訓に行けない仕組みになっている塾が増えました。

だから、この段階で志望校変更を求められる。

なんとまだ7ヶ月もあるにも関わらずです。

まあ、塾は見込みのある生徒に力を入れたい、と思うし、それまでノンビリしないで勉強しろよ、ということでもあるのでしょうが、しかし、それで自動的に諦めさせられるのもどうかなあ、とは思います。

なので、万が一、学校別特訓に入れなければ、別の手を考えるべきです。

潔く塾を退塾して個別指導に変え、合格した、と言う子は案外多いのです。

なぜ?

今までのやり方が合わなかった、ということだし、本人も相等発憤したことは事実でしょうが、いずれにしてもまだ諦めさせらるような話ではない。

ということは考えておきましょう。


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公立高校も狭き門

公立高校は税金で運営されるので、少子化に伴い、どんどん閉鎖されている、というお話をしました。

もちろん、集まらない学校から閉じていくので、県立トップ校はまあ、今のところ大丈夫なのですが、逆にいえば、県立トップ校はさらに難しくなっているとも言えるのです。

東京の日比谷、神奈川は横浜翠嵐や湘南、埼玉の浦和、千葉の千葉などはやはり、入るのが大変難しい。

しかも内申が関わるので、だから中学から受けておいた方が良い、と考えられることが多いのです。

で、今後も公立トップ校の入試は難しくなるだろうと予想しています。

なので、高校受験の塾も通塾が小学校5年生からになっているところが増えました。

通塾期間5年間というのは、長いなあと思いますが、英語などを早くからやるメリットは確かにあるので、まあ、少子化にもかかわらず大変だあ、と思っています。

しかし学校がなくなるのは、困る地域も出てきますね。


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ダメなら高校受験、は妥当な選択なのか?

併願校選びをやっていても、どうしてもピンとこない。6年間もこの環境で良いのか、と疑問に思われる方もおられるでしょう。

その場合、ダメなら高校受験にしよう、というアイデアが出てきます。

これは結構反対する塾の先生は多い。

「せっかく受験勉強したのだから、次は大学受験で良いのではないですか?」

という話になりますが、まあ、全部落とすのも何だし、と思っているのは確かです。

ただ、高校で入れる学校も結構ある。その代表的なのが早慶でしょう。

早稲田も慶應もそれなりに高校での入学枠がある。(ただし、男子の場合に限ります。女子はなかなか厳しい。これは中学でも同じですが・・・。)

だから高校で受けよう、というのは、当然アリです。

しかも、大学附属はその後7年間いられるので、メリットがあるでしょう。

しかし・・・。

大学受験校だとすれば、むしろ併願校に進むべきだと思います。というのも、例えば開成に合格したとして、すぐに受験勉強がまたスタートしており、中学からの子に追いつくのも、また大変になる。実際にそれがいやで開成ではなく、日比谷を選ぶ子もいるぐらいです。

だったら、最初から中学で受験校に進み、次の大学受験の準備をした方が良さそうですね。

ということで、ダメなら高校受験、は、大学附属校を選ぶのであれば妥当な選択と言えます。


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