サンデーショック

久し振りのサンデーショックが2026年になります。

前回は2015年で。女子学院、フェリス、立教女学院、横浜雙葉、横浜共立、東洋英和などが2月2日に入試を移動し、逆に鎌倉女学院、湘南白百合などは2日から1日に入試日を移動しています。まだこれから、いろいろ発表があるでしょうが、すでにフェリスは2月1日のまま入試を行うことを発表しており、いろいろ検討を続けている学校も多いでしょう。

サンデーショックというのは2月1日が日曜日になった場合、キリスト教系の学校が安息日なので、入試を2月2日に移動する、ということなのです。桜蔭と女子学院が両方受けられる希有な年、ということでもあるので、各塾の合格実績が例年に比べて大きく変わるわけですが、その分、重複合格も多く、また重複するということは入試が厳しくなる学校も出てくるということです。

で、大事なことは、そういうことに動かされず、ちゃんと狙う、ということ。

自分の行きたい学校を明確にすれば、自ずと対策も決まってくるものなのです。

逆にそこが決まらないと、いろいろ情報に左右されてしまい、さらに学校を決められないことになる。そうすると、学校別対策が出遅れることになるから、やはりマイナスに動く。

なので、しっかり志望校を決めて、対策を早めにスタートさせる、これがサンデーショックの最も効果的な対策です。


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集合塾でとれなかった偏差値が取れるようになった理由

これまで集合塾のクラス分けでなかなか上に上がれなかった生徒が、この2月からオンライン塾に変わり、個別指導を受けるようになって4ヶ月が経過しました。

ここ2回ほどの他塾の摸擬試験では算数と国語が共に偏差値60を突破しました。(しかし、理社はまだ50を下回っています。これはまだやらせていないから、ですが・・・)

算数と国語について言えば、これまでとれなかった偏差値が取れるようになってきました。

何が変わったかといえば、やるべき科目を時期的に計画して、集中して勉強することができるようになったからです。

摸擬試験だけになったので、組み分けを意識することはない。

つまり、志望校に向けて何を重視するのか、明確にして、また入試までのスケジュールを決めて、どの教科をいつ、がんばるかはっきりさせたので、メリハリのある勉強ができるようになった。

ここが実は大事なのです。

4教科常にがんばる、というのはなかなか大変ですし、また、知識を覚えるとまた忘れる。したがって組み分けだけに意識を持っていくと、ここは時間の無駄に繋がるのです。

しかし、組み分け、ということになると、やらなきゃ、ということになるから、科目のメリハリはつけられなくなる。結果として、成績が低迷する、ということが多い。

本人は、この4ヶ月で勉強が楽しくなった。さらに、自信も出てきたので、このままのペースでがんばって何とか志望校に合格したいと張り切っています。

あまりに負担が多すぎて、できることもできなくなっている子が多いもの。

そろそろ組み分けから志望校に切り替えていかないと、だんだん手遅れになってしまいますから、要注意です。




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そろそろ学校別対策を意識しよう

塾に行っていると、やはり組み分けが気になる。

だから、夏期講習までの間も、組み分け対策に力が入ってしまう。これはもう塾にそうコントロールされているのです。

本来、もうかなりいろいろなことを勉強してきているので、各校の過去問も解き始めることはできる。

別に時間を計らずに、1問1問しっかり解きあげる練習をすることは可能なのです。

ただ、そちらになかなか目が向かない。

どうしても組み分けが気になるからです。

しかし・・・。

組み分け試験の結果が入試に直結するわけではありません。なので、むしろこれからは学校別対策を意識するべきです。

例えば今の受験生は平均6校は受験するのです。

4教科で6校を10年やると、240教科ですから。今から1日に1教科やってようやく間に合うレベル。

2回やろうとすれば、当然時間は足りません。

なので、計画的に過去問を進めていきましょう。


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