日別アーカイブ: 2026年10月8日

5年生は基本に徹する

5年生のこの時期は、算数でも理科でも新しいテーマが続きます。理解することが多いうえに、毎週のように内容が変わる。基本を覚え、考え方をつかもうとしているうちに、次のテーマへ進むこともあるでしょう。応用問題まで手が回らなくても、不思議ではありません。

しかし、それで良いのです。

難しい問題に取り組んでいないと、保護者は遅れているように感じるかもしれません。けれども、習ったばかりの内容が曖昧なままでは、応用へ進んでも考えが途中で止まります。今週の基本がわからないうちに次の内容が始まれば、わからないところがそのまま残る。5年生で気にしたいのは、問題の難しさよりも、子どもが基本をちゃんと理解しているかどうかです。

テーマによっては、入試でそこまで難しい問題を出さない学校も多いのです。それなら、無理に難問へ手を伸ばすより、基本を一つずつ確かなものにした方がよい。ちゃんとわかっていれば、6年生になってからその知識を使い、自分で考えられます。あとから力を伸ばしやすいのは、そのためです。

応用問題をたくさん解いているから安心、ということではありません。何となく解き方を追うより、いま習っていることを自分で考えられる方が、よほど結果につながります。5年生は基礎で良い。そう決めて、慌てずに取り組んでください。