月別アーカイブ: 2023年2月

自由な時間がないツケ

近年中学受験が加熱化して、塾に行く年齢が下がってきました。

これに伴って、子どもたちの自由な時間が減っているという問題が生じています。

塾に行く時間が増えることで、学習に対するプレッシャーも増します。それで子どもたちのストレスレベルが高まり、家族に対する態度が悪くなったり、学校でいろいろな行動を起こしてしまう子どもたちもいます。

また自由な時間が減ることで、仲間と遊ぶことや、趣味を楽しむことなど、社会性を育てる機会が減ってきます。本来、子どもたちはみんなで遊ぶ時間の中で人との付き合い方を学ぶところがあるので、やはり小さい時からこの時間がなくなるのはあまり良いことではありません。

さらに子どもたちの自由な思考や創造力が育まなくなることもあります。子どもは自由な時間があれば、その中でいろいろな遊びをします。それがいろいろなものを作ったり、考えたり、表現する力につながっていくのですが、その余裕がなくなってしまうのは決して子どもたちの教育にとってプラスではないのです。

ですから、成績を上げたいという気持ちもわかりますが、やはりバランスをとっていかないといけないところはあるのです。

中学受験は子どもたちにより良い教育環境を与えようとして、考えることですから、その過程も本来は教育的でなければならない。

ただ、成果を上げるために長い期間子どもたちの自由な時間がなくなることは、やはり避けなければいけないことなのです。


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子どもたちのストレスをどう緩和するか

中学受験が過熱している中、低学年からの塾通いが始まっています。

また、組み分けテストによるクラス昇降はもう当たり前になり、クラスの座席も成績で決まる、という形になってきているのですが、実はこの状況が子どもたちに与えるストレスを十分に考慮に入れていると思えないところがあります。

クラス昇降は当然、地域の小学校で話題になるでしょう。もちろん他言は無用と言われているが、ことはそう簡単ではない。

実際に今回の入試でも、「いろいろ言われたくないからもう学校には行かない」と言い出した子もいると思います。

で、これをどう緩和していくのか、というのは、お父さん、お母さんの課題になってきているのです。

偏差値で輪切りにすれば、当然偏差値の高い学校が良い学校という認識が生まれてくる。

しかし、本当のことを言えば、子どもの能力を引き出してくれる学校が良い学校であって、良い学校の評価はいろいろある。何も東大の合格実績だけで決まるわけではありません。

社会の分断化、正規・非正規の違いが明確化する中で、親としては何とか子どもたちにそれなりの暮らしをしてもらいたいと思うからこそ、中学受験に駆り立てられているところもあるのですが、しかし、一方でやはり子どもたちのストレスを見逃してはならない。

私は低学年からの序列化にはやはり問題があると思います。だからこそ、家で少しずつ受験準備を始めて、ある程度子どもの心の構えができてから、テストに向かうべきだと思うのです。

そういう意味では2年間の受験準備が相当で、それでもなるべく効率化して、高圧的なストレスが子どもたちにかからないようにしていく必要があるでしょう。


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図形を自分で描く

平面図形や立体図形の問題は入試で頻出します。

で、図は問題に描かれてはいるものの、これだけで解ける問題もあれば、そうでない問題もある。

特に影の問題は、やはり自分で書き直さないといけないところはあるわけで、補助線を書いたり、試行錯誤を図でやらなければいけない問題はあるのです。

だから自分で図を描けるようにしておかないといけない。

ところが、最近問題の図を使うだけになって、作業がうまくいかない子もいます。

やはり図はしっかり描けるようにしておきたいところ。

特に算数の復習をやるときに、自分で図を描いておくと、それがプラスになります。

お父さん、お母さんができなかった問題をコピーして、復習ノートの貼り付ける、というのは当然うまい方法ですが、そこからその図をいかに利用するか、というのはやはり自分のノートで実現できるようにしておきましょう。


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