月別アーカイブ: 2017年2月

規則性に関する問題

2017年麻布中学の問題です。


111、1121のように、1、2の2種類の数字だけからなる整数を考えます。
このような整数Aに対し、以下の規則で定まる整数を[A]と表します。
(規則1)Aが1桁の整数1、2の場合、[1]=2、[2]=1とします。
(規則2)Aが2桁以上の整数で一番大きな位の数字が1の場合、つまり、Aが1Bと表せるときは、[A]=Bとします。例えば、
[112]=12、
[12112]=2112
です。
(規則3)Aが2桁以上の整数で一番大きな位の数字が2の場一乱つまり、Aが2Bと表せるときは、[A]=[B][B]とします。ただし、[B][B]は[B]を2つ並べてできる整数を表します。例えば、
[22]=[2][2]=11、
[21121]=[1121][1121]=121121
[2211]=[211][211]=[11][11][11][11]=1111
です。

 このとき、以下の問いに答えなさい。
(1)[2112][2212]を求めなさい。
(2)[A]=22となる整数Aは3つあります。このようなAをすべて求めなさい。
(3)[A]=Aとなる整数Aは1つだけあります。このようなAを求めなさい。
(4)次の条件をともにみたす整数Aをすべて求めなさい。
 ・Aは6桁以下の整数です。
 ・[A]は292で割り切れる8桁の整数です。
【解説と解答】
(1)[2112]=[112][112]=1212
[2212]=[212][212]=[12][12][12][12]=2222
(答え)[2112]=1212 [2212]=2222

(2)
22 →[122]
22 → [1][1]→[21]
22 →[1][1]→[11][11]→[211]

(3)
A=1Bだと [A]=Bとなるので1番大きな位は1ではない。
A=2Bだと、 [A]=[B][B]
B=1Cとすると [A]=CC C=21で成立する。
[2121]=[121][121]=2121
(答え)2121

(4)292を何倍かしたときに1と2からしかできていない8桁の整数になるということです。
6桁から8桁になるので、同じ数が2回もしくは4回繰り返されていることになります。
この数は偶数になるので1の位は2
2桁の数が4回繰り返されると12121212 これは293で割り切れます。

次は4桁の数が2回繰り返される場合で1112、1122、1212、1222、2112、2122、2212、2222の繰り返しが考えられます。

11121112は292で割り切れます。
11221122は292で割り切れません。
12221222は292で割り切れません。
21122112は292で割り切れます。
21222122は292で割り切れません。
22122212は292で割り切れます。
22222222は292で割り切れません。

したがって、8桁の数は
12121212か11121112か21122112か22122212

12121212で4つの繰り返しだと[112][112][112][112]→[2112][2112]→22112
12121212で2つの繰り返しは、[11212][11212]→211212
11121112で2つの繰り返しは[11112][11112]→211112
21122112で2つの繰り返しは[12112][12112]→212112
22122212で2つの繰り返しは[12212][12212]→212212

以上から
(答え)22112、211212、211112、212112、212212

「映像教材、これでわかる数の問題」(田中貴)


受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
スタートの成績はいろいろ


5年生の教室から
やれることはやってもらう


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2月28日の問題





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カリキュラムから外れる

どんな塾でもカリキュラムがあり、そのカリキュラム通り授業が進行しています。

で、どこかでわからなくなったとき、わからないことが積み重なってしまう場合があります。しかし、カリキュラムはどんどん進む。進むから何とかついていかないといけないと思うが、しかし、問題は何も解決していないところがある。

この場合は、いったんカリキュラムから外れる方が良いのです。

なに、カリキュラムは分かっているので、どこがわからなくなったかがはっきりすればそこからやり直せばいいだけ。

カリキュラムは必ず終点があります。概ね5年生の後半から6年生の前半までで終わるから、いったん外れてわからなくなったところに戻る。

そしてカリキュラム通りやり直すのです。その間、ついていける教科はそのままでいい。

ついていけていない教科だけ、いったん外れてしまう。塾に行くより、自分で勉強する。

やるべき教材は持っているはずなので、それをやり直しましょう。


受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
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出題傾向は変わらないのか?


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雑な勉強を克服する

子どもたちが問題を解いているときのノートを見ていると、まだまだ雑であることが多いものです。

式が書いてある子も少ないし、途中で計算がちょこちょことしてあったり、問題の図形にいろいろ書き込みがしてあって、答えだけがぽつんと書いてあったりする。

しかし、間違えている率は当然、高いのです。

まだまだ面倒だ、と手間を惜しんでいるところがある。

とにかく終わればいい、やればいい、ということになってくるとなかなか力はつきません。ていねいに解くことで正確さがでてくるし、得点力も上がる。だから、この時期、雑な勉強の方法を止めさせることが大事でしょう。

例えば、算数の問題は式や計算を書く。

問題の図を使わずに自分で図を描いてみる。

そんなことやってたら、間に合わないよ、と思うかもしれないが、だから正解率が上がらない。理解が中途半端になっているのです。

量をこなすことばかり、やっているとこの雑な勉強方法から脱せません。ザルで水をすくっているのと同じだから、成績は伸びていかないのです。

まずはこの時期、雑な勉強方法から脱することを考えていきましょう。


受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
自信を取り戻す


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