月別アーカイブ: 2016年10月

影に関する問題

2016年江戸川取手の問題です。


図のように50cm離れた壁に向かって図の位置から毎秒4cmで垂直に立った長方形を壁に平行にしたまま進めていきます。このとき高さ20cmの電球から光をあてます。

20161025t001

(1)床にできる影はどんな形ですか。一番適切な形の名前を答えなさい。

(2)4秒後の床にできる影の面積を求めなさい。

(3)床にできる影が壁にぶつかるのは、動き始めてから何秒後ですか。


【解説と解答】
(1)
(答え)等脚台形

(2)4秒後に長方形は4×4=16cm進むので、光源からの距離は20+16=36cmになります。

20161025t002

したがって図の斜線部が影になるので、QRの長さは15:36=5:QR QR=12cm
PQ:PR=36:48=3:4ですから、台形の下底は10×$$\frac{4}{3}$$=$$\frac{40}{3}$$
(10+$$\frac{40}{3}$$)×12÷2=140cm2
(答え)140cm2

(3)0秒後にQRの長さは5×$$\frac{4}{3}$$=$$\frac{20}{3}$$cmですから光源からは$$\frac{80}{3}$$cm。
4秒後には48cmになっているので$$\frac{144}{3}$$-$$\frac{80}{3}$$=$$\frac{64}{3}$$cm進んでいるので、1秒間には$$\frac{16}{3}$$cm進んでいます。
壁に届くまでに70-$$\frac{80}{3}$$cm=$$\frac{130}{3}$$cm
$$\frac{130}{3}$$cm÷$$\frac{16}{3}$$cm=$$\frac{65}{8}$$cm=8$$\frac{1}{8}$$秒

(答え)8$$\frac{1}{8}$$秒


「映像教材、これでわかる比と図形」(田中貴)


冬期講習のお知らせ


受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
量と質


5年生の教室から
すぐ答えるくせ


中学受験 算数オンライン塾
10月25日の問題


新6年生(現5年生)を募集しています。




にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(指導・勉強法)へ
にほんブログ村





:

塾に行きたくない

「塾に行きたくない」と言われると、お父さん、お母さんとしてはやはりドキッとするものです。

しかし、6年生のこの頃に「塾に行きたくない」というのは前向きなものもある。つまり、塾で習うよりも、自分で勉強したい。例えば過去問をやるとか、暗記をもう少し時間をかけるとか、時事問題集をやりたいとか、具体的に何かをやりたいが、塾に行けばそれとは違うことをさせられるので、塾に行きたくない、ということになる。

で、これは子どもの希望に合わせるべきだ、と思うのです。もちろん塾の先生とも相談してもいいが、受験するのは本人だから、やはり納得のいく準備をしたいと思っている。これを覚えないといけないのだから、先にやりたい。その通りでしょう。

一方、後ろ向きな理由もあり得るでしょう。これは5年生も同じ。授業に出てもわからない事が多い。宿題や課題がやりきれない。やっていかないと叱られるから、行きたくない、というのもあるかもしれない。これも、やはり状況を良く考えて、何か別の手はないかを考えてあげるべきです。「何言ってるの、がんばんなさい。」は一番良くない対応でしょう。

また塾でいじめられている、というのもある。いじめ、というのはどこにでもあるし、実際に指導している先生が気が付かない場合も多い。子どもも自分がいじめられていると言いにくいところはあるので、それが積もると本当に子どもにとって良くない。

だから、塾に行きたくないそぶりが感じられたら、やはりすぐ対応することが大事です。山の登り方はいくらでもある。その塾でなければならない、ということはまったくない。

本人がやる気をもって勉強しないとできるようにはならないので、無理なことをさせてはいけません。


冬期講習のお知らせ


受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
本気を出さない子


5年生の教室から
歴史マンガ


今日の慶應義塾進学情報
成績に波がある


新6年生を募集中です。




にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(指導・勉強法)へ
にほんブログ村

金属に関する問題

2016年 市川学園の問題です。


アルミニウムは軽い金属で、アルミホイルやアルミサッシなどに広く利用されています。アルミホイルはうすい塩酸や水酸化ナトリウム水溶液に溶けてしまいますが、アルミサッシはその表面を酸化アルミニウムに変化させ、溶けにくく加工されています。
  このことを確かめるために、粉末状のアルミニウムを燃焼させて、その一部を塩酸に加える実験を5人の生徒に行ってもらいました。すると、燃焼後の固体を塩酸に加えたとき.気体が発生する場合と発生しない場合がありました。そこで.残っていた燃焼後の固体をよく観察したところ、アルミニウムの一部が燃焼せずに残っているものがありました。また、酸化アルミニウムのみを用意し.塩酸の中に入れたところ、気体の発生はみられませんでした。
  この現象をさらにくわしく調べるために同様の実験を行い、その結果を表2にまとめました。

20161023t001

(1)アルミニウムがすべて酸化アルミニウムになったとき、もとの重さの何倍になりますか。
(2)(あ)、(い)にあてはまる数値を答えなさい。
(3)発生した気体について、正しいものはどれですか。2つ選びなさい。
 ア 助燃性がある。
 イ 空気より軽く、刺激臭がある。
 ウ 水に溶かすと酸性を示す。
 エ 水に溶けにくいので、水上置換法で集める。
 オ 水に溶けやすいので、上方置換法で集める。
 カ 空気中におよそ80%含まれる。
 キ 過酸化水素水に二酸化マンガンを加えると発生する。
 ク 塩酸に石灰石を加えると発生する。
 ケ 酸性雨の原因となる物質である。
 コ 燃料電池に用いられている物質である。


【解説と解答】
塩酸を入れて気体が発生しなければ、すべて塩化アルミニウムになっているが、気体が発生するとアルミニウムが残っているということになります。
したがっ生徒Aと生徒Cは完全に燃焼させたことになり、3.6:6.8=4.5:8.5=18:34=9:17ということになります。
(1)アルミニウムが9のとき、酸化アルミニウムが17ですから、17÷9=1.8888・・・で1.9倍です。
(答え)1.9倍
(2)生徒Bを考えると7.4gの中に一部、アルミニウムが残っていることになります。
したがって増えた重さに着目します。アルミニウムの中に【9】の反応したアルミニウムがあると【17】は塩化アルミニウムになるので【8】が増えた分ですから、生徒Bの場合はこれが7.4-4.2=3.2gです。したがって【1】=0.4g
反応したアルミニウムは3.6g、できた塩化アルミニウムは6.8g、0.6gの残ったアルミニウムから0.8Lの水素が発生する、という図式になります。
したがって0.4Lであれば、残ったアルミニウムは0.3gですから、生徒Dは4.5gが塩化アルミニウムになったので
4.5÷9×17+0.3=8.8gが(あ)になります。
一方、生徒Eの場合は9.4-5.4=4.0gが増えた塩化アルミニウムですから、反応したアルミニウムは4.5gになります。
したがって5.4-4.5=0.9gのアルミニウムが残っているので、0.8L÷0.6×0.9=1.2L発生します。
(答え)(あ)8.8g (い)1.2L
(3)気体は水素ですから、エ、コです。
(答え)エ、コ


「映像教材、これでわかる水溶液」(田中貴)


冬期講習のお知らせ


受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
なぜ言うことを聞かない?


5年生の教室から
覚える


中学受験 算数オンライン塾
10月23日の問題


新6年生(現5年生)を募集しています。




にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(指導・勉強法)へ
にほんブログ村