月別アーカイブ: 2015年9月

失敗に蓋をしてはいけない

入試までの間、模擬試験や組み分け試験をたくさん受けていきます。その試験の中では必ずいくつかの失敗があるでしょう。

もちろんうまくいったことも多いだろうが、しかし、失敗もある。

そして大事なことはその失敗から学ぶ、ということなのです。どうしてミスをしたのか。どうして間違えたのか。どうして覚えきれなかったのか。

そういうことを根源的に考えていかないと、状況は好転しません。

例えばここに来て、社会の知識がまったく不足している、ということが発覚した場合。これはその時間をとるしかないのです。今まで時間が取れなかったから、十分に覚えられていない、とするならば、同じペースでやっている限り、その時間は永久にとれない、ということになる。

持ち時間は決まっているわけだから、なにかをやる時間を新たに作るためには、何かをやめないといけない。

ところが、そういう具体的な変更をしないまま、「覚えなさい」といったところで何も変わらないのです。

失敗から学び、そこから何をするのか具体的に決めて行動する、から問題は解決するのです。

失敗に蓋をしてはいけません。
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力のつりあいの問題

2015年筑波大付属中学の問題です。


てんびんを使って、次の図のような飾りを作ることにしました。①~③はつり合った状態で静止しています。ぶら下げる飾りは●、■、★の3種類あり、短いてんびんのさおと飾りの重さはわかっていません。これについて、後の問いに答えなさい。ただし,さおの自もりは等間隔で,糸の重さは考えないものとします。

(1)●の飾りの重さは、★の飾りの重さの何倍ですか。
(2)点線部の四角のところに飾りをいくつかつけて,④のてんびんをつり合わせます。3種類の飾りのうち必ず2種類以上使うことにしたとき、考えられる組み合わせは何通りありますか。


【解説と解答】
①から●:■=2:1 ②から■;★=2:1 ③から●×8=てこの目盛り12×4から●=てこの目盛り6
■=てこの目盛3 ★=てこの目盛1.5となります。
(1)●は★の4倍です。
(答え)4倍

(2)★2個とてこの目盛12個が4の目盛のところに下がっています。したがって12+1.5×2=15  15×4÷5=12が点線部四角のところになります。
●は6、■は3 ★は1.5ですから、
●と■だと●1個と■2個のみ。
●と★だと●1個と★4個
■と★だと(3、2)(2、4)(1、6)
●と■と★だと(1、1、2)のみになるので、合計6通りです。
(答え)6通り

「映像教材、これでわかる力のつりあい」(田中貴)

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式を書ききる工夫

子どもたちが問題を解いている様子を見ると、やはりいかにも「急いでいる」という感じがします、

で、記述式で式が完全に合っていなければ○がもらえない場合はがんばって式を書ききっていても、そこまで求められていない場合は、式が途中で終わっていることが多い。

これは頭の中の方が式よりも先にいっているからです。もう式の計算が暗算でわかっているから、次のステップに進んでいる。しかし、式が残らないと、そこで何を考えたか確認の仕様がない。

結果として、その場面で計算間違いをしてしまったら、式を見直してもミスが見つからないことになるのです。

だから、面倒でも式をひとつひとつ書き切る工夫をしないといけない。

そして、それを確認する。

これがは事なルーティンのひとつになります。

入試というのは、「人ができない問題ができる」よりも「人ができる問題を間違えない」ことの方が大事なのです。しかし、ミスは起る。できる子どもたちもミスはするのです。ただし、試験時間中に修正している。

つまり修正する方法を身につけているから、ミスがみつかり、間違えないようになるのです。

模擬試験や過去問の練習では、これを身につけることが大事。

なので、きっちり式を書ききり、それを確認する癖をつけてください。
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