月別アーカイブ: 2015年5月

理科実験の経験

理科はPISA型の問題が増えたこともあり、実験の問題は良く出題されます。

定番の中和実験や気体の発生実験、光合成の確認実験など参考書やテキストの問題で見かけているわけですが、実際にやったことがないという子も多いのではないでしょうか。

基本的に塾で実験をさせることはほとんどあり得ないので、小学校での実験経験かあるいは理科実験教室の体験が必要となるわけです。

で、やはり実験器具を自分で扱うことは大事なことだと思います。

最近、理科実験ではアルコールランプを使わなくなりました。

だからガスバーナーの使い方は必須になっているわけで、じゃあ、どっちのネジが空気のネジか、みたいなことも暗記するよりは自分の経験を元に答えられる方が良いでしょう。

夏休みなどに理科実験教室を開く塾もありますから、これは機会があればぜひ参加してみてください。

子どもたちの理科に対する関心も上がってくるでしょう。

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学校はとっととあきらめる

入試で結構良い成績で入ったにもかかわらず、途中、いくつかのきっかけで勉強しなくなったり、不登校になったりする子もいます。

中学受験でやらされている勉強が多かった場合、合格してそこから一旦解放されているわけで、また新たに「やらされる勉強」には戻ろうとはしないでしょう。また、当然のことながら、中学生になった分、それだけ反抗する力も強くなっているわけだから、なかなか状態が好転しない。

で、そういうときに私立はどういう対応をするだろうか?

まあ、ケースバイケースということなのでしょうが、しかし、全体から見ると、学校はとっととあきらめる、という傾向にあるように見えます。

普通にやっていれば、そういうことにはならないはずだ、という考えがきっとどこかにあるのだろうし、そういう子を指導するということにあまり慣れていない、というところもあるので、例えば3年後に高校への推薦をしない、とか、あるいは進級させない、という手をとるわけです。

結果として、高校受験をまたしなければならないが、当然、本人はさらにやる気にならないし、私立中学から高校受験というのは、多少なりとも何らかの問題を抱えているのではないか、と思われるから、受け入れる高校の方でもあまり良い顔をしない、ということがあるわけです。

そうならないためには、やはり早めに手を打つ、ということになるわけですが、この手を打つ、という段階すら学校は非協力的なところがある。

「それはお母さんの方で。」「それはご家庭の方で考えていただいて」ということになりがちである、ということはちょっと知っておいていただいた方が良いかもしれません。

特に管理型と呼ばれる学校はそういう傾向が強く、その意味では放任型も悪くはないのですが・・・。
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熱量に関する問題

2015年東邦大東邦の問題です。


次の文章を読み、あとの(1)~(3)の問いに答えなさい。

 物体に熱を吸収させることで物体の温度は上がります。同じ素材でできている物体なら、温度が1℃上がるときに吸収する熱の量は、物体の重さに比例します。逆に、物体が熱を放出することで物体の温度は下がります。ある物体の温度が1℃上がるときに吸収する熱の量と、その物体の温度が1℃下がるときに放出する熱の量は同じです。
 冷たい水の中に熱した金属を入れると、金属が放出した熱を水が吸収し、しばらく時間をおくと水と金属は同じ温度になります。ただし、水の中に金属を入れたときの熱のやりとりは、水と金属との間だけで行われているものとします。
 水とアルミニウムの温まりやすさの違いを比べるために、水とアルミニウムをそれぞれ100gずつ用意して、同じ量の熱を吸収させる実験をしました。その結果水の温度は9℃、アルミニウムの温度は42℃それぞれ上がりました。
(1)同じ重さの水とアルミニウムの温度を、それぞれ1℃上げるのに必要な熱の量の比を、もっとも簡単な整数の比で答えなさい。
(2)ある重さのアルミニウムを用意して、実験と同じ量の熱を吸収させたら、アルミニウムの温度は7℃上がりました。このアルミニウムの重さは何gですか。
(3)10℃の水100gの中に、95℃のアルミニウム100gを入れました。しばらく時間をおいたところ、水とアルミニウムは同じ温度になりました。このとき、水とアルミニウムの温度は何℃ですか。


【解説と解答】
(1)水とアルミニウムではアルミニウムの方があたたまりやすいことになります。
水は9℃、アルミニウムは42℃ですから、1℃上げるのに必要な熱量の比は42:9=14:3です。
(答え)14:3

(2)42℃上がったものが7℃ですから、量が42÷7=6倍になったことになるので、100×6=600gです。
(答え)600g

(3)1gの水を1℃上げるのに必要は熱量が1calですから、1gのアルミニウムを1℃上げるのに必要な熱量は$$\frac{3}{14}$$calです。
ですから、95℃100gのアルミニウムが持つ熱量は$$\frac{3}{14}$$cal×95×100、10℃の水100gが持つ熱量は10×100 合計$$\frac{28500}{14}$$+1000=$$\frac{42500}{14}$$

温度が【1】℃になると(1+$$\frac{3}{14}$$)×100×【1】=【$$\frac{1700}{14}$$】=$$\frac{42500}{14}$$
より【1】=42500÷1700=25℃
(答え)25℃

「映像教材、これでわかる水溶液」(田中貴)

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