月別アーカイブ: 2014年6月

受験校の中身

大学受験校の場合、進学指導については大きく分けて2つのパターンがあります。

1つは学校でシラバスをしっかり決めて、大学受験に向けて子どもたちの成績を管理しながら学習を進めていく学校。よく管理型という分類にしていますが、最近はあまりハードな管理型は少なくなったものの、やはり学習のスピードは結構速くなっています。

中学の過程はだいたい中学2年までに終わり、中学3年生で高校1年、高校1年で高校2年というように1年ずつずらしていくと、最後高3のカリキュラムが空くので、ここで大学受験の演習をしっかり組み込む、というようなスタイルです。

理系、文系が分かれる時期も早くなりますから、それに向けて大学の学部に関する説明などの働きかけも活発です。

一方、放任型と呼ばれる学校の場合は、あまり大学受験の学習について熱心にかかわらない。むしろ子どもたちが自由に対策を進めることを奨励しているところがあります。

これは子どもたちの意識によって当然差が出る部分はありますが、しかし、学校生活でいろいろなことに挑戦したり、部活を楽しんだりできます。

近年管理型に人気があったのですが、その管理型がソフトになり、放任型が多少なりとも学校で動くことを考え始めている、というような状況になり、あまり差を感じられないという場合もあるかもしれませんが、やはり元々の考えに違いがあるので、どういう受験校なのか、ということを調べておくと良いでしょう。

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受験校の学校別傾向はなるべくそろった方が良い

最近の中学入試では平均6校前後の出願になっています。したがって、過去問題を各校全部やりきるのは大変でしょう。

例えば10年分6校あれば、4教科で240科目。2回繰り返そうとするだけで、とんでもない数になってしまいます。したがって、ある程度第一志望、第二志望と優先順位を付けていかないといけないところはある。

お試し受験は過去問をやらないでぶっつけ本番、みたいなところも当然ないと、なかなか勉強がはかどりません。

同様に、第一志望から第三、四志望ぐらいまでの学校別の出題傾向がバラバラになるよりは、やはりそろっていた方が無難というところはあります。

国語については、記述式の学校が増えましたが、それでもすべての問題が記述、という学校はそう多くはありません。しかし、そういう学校を受験するということになれば、当然記述対策は必須になる。そこへ、細かい知識が必要な学校だったり、あるいは選択式ばかりの問題ばかりを出す学校を併願すると、対策はふくらむから、全ての学校の過去問をやらないといけない、ということになって負担増になる。

したがって併願校を考える時、偏差値や受験日同様に学校別傾向も考えあわせておいた方が良いのです。

なるべくなら学校別の対策があまり広がらない方が良い。合格をたくさんしても行ける学校は1校だけですから、一番行きたい学校を中心に学校別傾向を固めた方が対策は容易になります。

この辺のところは早めに調べておくと良いでしょう。

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金属に関する問題

2013年 立教池袋中学の問題です。


重さの違う3種類の金属A、B、Cがあります。これらは鉄、銅、アルミニウムのいずれかで、同じ重さならば銅が一番温度が上がりやすく、アルミニウムが一番上がりにくいことがわかっています。これらの温度の上がり方を調べました。

水200gの中に金属を入れて一定の割合で加熱し、20℃から70℃になるまでの時間をはかったところ表1にようになりました。
次のそれぞれの金属の重さをはかったところ表2のようになりました。

表1

表2

次の問いに答えなさい。ただし、容器の影響は考えなくてよいものとします。

(1)水、金属A、金属B、金属Cのうち最も温度が上がりにくい性質をもつものはどれですか。次のア~エから選び、記号で答えなさい。

ア 水 イ 金属A  ウ 金属B エ 金属C

(2)金属Aと金属Bの特徴として、適切なものを次のア~エからそれぞれ選び、記号で答えなさい。

ア 磁石につく
イ 赤みがかかった色である。
ウ 電気を通さない
エ 水酸化ナトリウム水溶液にとけて気体が発生する

(3)水200gの中に金属Aと金属Cをいっしょに入れて、はじめと同じ割合で加熱し、20℃から95℃になるまでの時間をはかりました。何分何秒かかりましたか。


【解説と解答】
(1)全体の重さが違います。水のみの場合は200g 金属Aと水は400g 金属Bと水は500g 金属Cと水は300gです。
そこで水の部分を引いてしまうと
金属A 44秒
金属B 57秒
金属C 44秒
ですから、金属100gの割合で考えると
A 22秒
B 19秒
C 44秒
ということになります。ただ、水が100gで3分30秒かかって一番温度が上がりにくいので、答えはアです。

(答え)ア

(2)(1)からBが銅、Cがアルミニウム、Aが鉄ということになります。
したがってAはア、Bはイになります。

(答え)A ア B イ

(3)水は200gで20℃から70℃になるまで7分ですから、95℃までには7分×$$\frac{75}{50}$$=10分30秒
Aは44秒ですから、44×$$\frac{75}{50}$$=66秒
Cも44秒ですから、66秒なので合計
10分30秒+2分12秒=12分42秒になります。

(答え)12分42秒


「映像教材、これでわかる水溶液」(田中貴)

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