月別アーカイブ: 2014年1月

水溶液の問題

2014年渋谷幕張の問題です。


 表は7種類の水溶液の液性(酸性・アルカリ性・中性)と、水溶液に溶けている物質の室温での状態(固体・液体・気体)についてまとめたものです。

(1)①~⑤に適する語句を答えなさい。
 7個のビーカーA、B、C、D、E、F、Gに、表の水溶液のいずれかが一つずつ入っています。

 てつお君は、ビーカーA~Gの水溶液を見た目で区別できなかったので、それぞれの水溶液を少しずつ取り、次の1~5の実験を行いました。

実験1 ビーカーA~Gの水溶液をスライドガラスに少量ずつのせ、アルコールランプで熱したところ、B、C、E、Gの水溶液では白い固体が残った。他の水溶液では何も残らなかった。

実験2 それぞれの水溶液に青色リトマス紙をひたしたら、A、D、Eの水溶液ではリトマス紙が赤くなった。他の水溶液では色が変わらなかった。

実験3 Gの水溶液を他の水溶液に加えたところ、AとEの水溶液は白くにごった。

実験4 それぞれの水溶液にアルミニウムはくを入れたら、BとDの水溶液ではアルミニウムはくがとけて、気体が発生した。

実験5 それぞれの水溶液に赤色リトマス紙をひたしたら、B、F、Gの水溶液ではリトマス紙が青くなった。他の水溶液では色が変わらなかった。

(2)A、D、Gの水溶液は、‘それぞれ何ですか。名称を答えなさい。同じものを2回以上答えてはいけません。うすい水溶液の場合は、「うすい」をつけずに答えなさい。

(3)Bの水溶液が何であるかを決定できる実験の組み合わせを、次の中から2つ選び、記号で答えなさい。

 (ア)実験1と実験4
 (イ)実験2と実験3
 (ウ)実験2と実験4
 (エ)実験2と実験5
 (オ)実験3と実験5

(4)よく観察すると、見ただけで水溶液の種類がわかる場合があります。たとえば、ビーカーに入っている石灰水には、見た目の上で、他の水溶液にはない特徴があります。どのような特徴か、簡単に説明しなさい。


(解説と解答)
(1) 食塩水は中性、アンモニア水はアルカリ性、炭酸水は酸性。塩酸は塩化水素が溶けているので溶質は気体。水酸化ナトリウム水溶液は溶質が固体。

【答え】① 中  ② アルカリ ③ 酸 ④ 気体 ⑤ 固体

(2)実験1 BCEGの溶質が固体。
   実験2 ADEが酸性
   実験3 Gを入れたら白く濁ったものがAとE。炭酸水と石灰水をまぜると白く濁る。AとEはどちらも酸性なので、Gは石灰水。AとEのどちらかが炭酸水だが、Aは溶質が固体ではないのでAが炭酸水。
   実験4 BとDでアルミはくが解けたので、BとDが水酸化ナトリウム水溶液と塩酸。Dが酸性だから塩酸でBが水酸化ナトリウム水溶液。
   実験5 B、F、Gがアルカリ性。
  
   以上からAが炭酸水 Bが水酸化ナトリウム水溶液 Gは石灰水。

【答え】 A 炭酸水 D 塩酸 G 石灰水

Bは実験4から水酸化ナトリウムか塩酸で特定できます。
問題は残りの条件で、1つは溶質、もうひとつはアルカリ性で決められるので
アとウになります。
【答え】 ア ウ

(4) 空気中の二酸化炭素にふれて半透明のまくができるので、石灰水とわかります。

【答え】液面にうすい半透明のまくができる。

「映像教材、これでわかる水溶液」(田中貴)

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親の次の覚悟

お父さん、お母さんはこれまで子どもたちの中学受験の準備をいっしょにしてきたわけですが、試験会場に入ってがんばるのは子どもたちです。

学校に連れて行ったり、お弁当の準備をしたり、ということはあるけれど、試験は子どもが受けるのだから、親は手の打ちようがない。

その分、合格発表は本当にドキドキします。

こればかりは塾の先生も同じこと。発表30分前、などという時間は、非常に困る。時計ばかりが気になる。あと何分?ってさっき見たばかりだったっけ。

試験の結果が出さえすれば、塾の先生も覚悟ができて、子どもたちに電話をして励ましたりするわけです。

では、親の覚悟は何かといえば、

どのような結果になってもこれを子どもの成長のプラスにするために、子どもと一緒に考え行動する

ということだと思うのです。

いずれにしてもこの4月から中学に行くわけだから、その学校に行くということが子どもの成長にプラスになればいいのです。

そのために、親はどう行動すればいいか、考えよう、と決めればいい。

別に試験前からシミュレーションする必要はありません。

そういう覚悟だけ持っている。そう心に決める。それだけでいいでしょう。

そうすると、非常に心が前向きになります。

お父さん、お母さんが前向きである限り、子どもはそうグズグズもしておれない。じゃ、次にどうするか、また子どもなりに考え、行動していくでしょう。

この覚悟を持っていると、自然、どっしり構えることになるから、子どもたちに不安な姿を見せることもなくなります。

ぜひ、そう心に決めてください。

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何を聞かれているのか?

子どもたちの国語の記述の答えを添削していると、時々、何に答えているのかわからない答案に出くわします。

例えば登場人物のその場の気持ちを聞いている問題なのに、「なぜ叱られたのか」の理由で終わっている。

多分、本当は「叱られた」ので「つらい」とか「悲しい」とか「反発した」とかまあ、そんなことを書こうと思ったのかもしれないのですが、書いているうちに、忘れてしまった。

つい、理由を説明するのに力が入ってしまって、本来答えるべきことから外れてしまった、ということなのでしょう。

これは、考える筋道が決して間違っていない分、残念な答案といえます。では、これを防ぐにはどうするのか?

私は先に結論を書いてしまうことだと子どもたちに教えています。

例えば気持ちを答えるのだ、と確認できたら「悲しい」「さみしい」「むっとした」まあ、そういうまずワンフレーズで書けることを結論とする。それを最初に書く。

そして、そこから説明を始めるようにしています。

この方法のメリットは2つあります。

1つは、一番先に答えが書いてあるので、採点者としては0点にはしにくい。(もちろんそれが違っていれば0点もありですが。)

もうひとつは、時間切れになったとしても、結論は書いてあるので、これも部分点がもらえるかもしれない。

ということです。

普通、結論は最後に書くことが多いし、実際に過去問の解答例を読んでみると、最後に結論が出てくる答えが多いが、それは充分に推敲できるから。実際に短時間で答案を仕上げるとなると、そう見事に書けるわけではないかもしれない。

だから、結論をまず短く書いてしまえば良いと思うのです。

すでに、だいぶ練習を積んでいるから、今から変えるのは難しいかもしれませんが、ちょっと知っておいてもいいでしょう。

いずれにしても「何を聞かれているのか?」ということをしっかり確認することは忘れないようにしてください。
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