月別アーカイブ: 2013年3月

場合の数の問題

2013年豊島岡中学の問題です。


1、2、3の数字がそれぞれ書かれたカードがたくさんあります。この中から何枚かのカードを選んで、次の<規則>にしたがって左から1列に並べます。

<規則>
・1の数字の書かれたカードを続けて何枚でも並べることができる。
・2または3の数字が書かれたカードは続けて並べることはできない。

例えば、カードを5枚並べるときには、
1、3、1、1、2
のような並べ方は<規則>にあてはまります。また
3、2、1、2、2
のように、3と2が続いて並んだり、2と2が続いて並んでいるような並べ方は<規則>にあてはまりません。
このとき、次の各問いに答えなさい。

(1)カードを3枚並べるとき、異なる並べ方は何通りありますか。
(2)カードを6枚並べるとき、異なる並べ方は何通りありますか。


(1)1のとなりは3でも2でもいいが2や3のとなりは1でなければならない、ということになります。

1-1-1 1-1-2 1-1-3
1-2-1 1-3-1
2-1-1 2-1-2 2-1-3
3-1-1 3-1-2 3-1-3

となるので11通りです。
(答え)11通り

(2)
6枚並べるとき、最初の3枚の並べ方は(1)の11通りになります。
3枚目が1のときは5通りありますが、このあとには2も3も来て良いので、
11×5=55通りあります。
3枚目が2か3の場合は6通りありますが、この場合、4枚目は1でなければならないので、5通りしかないので
5×6=30通りになります。
したがって合計は55+30=85通りになります。
(答え)85通り

「映像教材、これでわかる場合の数」(田中貴)
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我が家流

受験を終えたお父さん、お母さんと話をしていると、いろいろな工夫をされていることがわかります。

例えば、過去問を解くにしても、まずやさしい学校だけを前半にやって基礎力を固め、正解率を上げてから、上位校の過去問に取り組んだとか。

あるいはできなかった問題だけを集めて、新たに問題を作り直し、新過去問として取り組んだとか。

模擬試験のやり直しも、テーマ別に分けてみて、「できない割合が高い」分野だけにとどめた、とか。

本当に時間との闘いなので、すべてのことがやり切れるわけではない。したがって、我が子の状況に合わせて、いろいろな優先順位があるし、やり方があると思うのです。

それができるのは、やはりお父さん、お母さんの力が大きいが、その分子どもたちの負担は軽減されるわけだから、中学受験のメリットと言えるでしょう。だからこの工夫というか、我が家流というのは絶対にあっていい。

みなさん、「ウチの子だから」という前置きがあって、話をしてくださるのですが、「ウチの子」のためにそういう方法が編みだされるべきだし、それで結果がついてくれば良いのです。

塾の先生のアドバイスも参考にしながら、大いに我が家流を貫いてください。

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なぜ復習が大事なのか

算数ではできなかった問題を復習するのが、優先順位の第一位です。

塾によっては予習が必要なところもあるでしょうが、それでも授業でできなかった問題を復習することが一番であることに変わりはありません。なぜか?

「できなかったこと」をできるようにすることで、力が伸びる、ということのように思いがちなのですが、実はちょっと違います。

復習することによって自分で考えるようになる、からなのです。

もちろん、問題を解いているときも自分で考えてはいるのですが、できなかった問題をもう一度考え直すのは、すでに一度考えているわけだから、考えることに深みが増します。

図を描いたり、グラフを作ってみたり、模型を作ってみたり、といろいろやっているうちに、「あ、そうかあ」と気が付く。

気が付かずともウンウンうなった後、解説を読むと「なるほど!」と理解できる。

これはウンウンうなるから、「なるほど!」が大きくなるのであって、ウンウンうなっていなければ、結局のところは発見があまりないから、実はできるようにもなっていないのです。

ところが、塾で与えられる問題が多いから、そう一問に時間がかけられるわけではない。だから、ついウンウンうなっていると

「そろそろ答えを見たら?」と大人は言いたくなるでしょう。

しかし、そこを多少こらえていないと、子どもは本当に考えなくなるのです。本当に考えている過程で実はできるようになっている。たくさんの問題を解くことでできるようになっているわけではないのです。

ここを間違えてしまうことが多い。同じようなパターンの問題を数字を変えて解いたところで、それは機械的に解いているだけのことだから、あまり考えていない。だから思考力はつかないのです。

私は1問最低15分は考えるべきだと思っています。ところがあきらめの良い子、(あるいはいいかげんな子)は1分もたたないうちに「わかんない」と答えを見始める。

で、実際に読んでわかっているのか?といえばうなっていないから、読んだこともよくわからない。だから、これまた力はつきません。

復習する、というのはウンウンうなりながら考えるようになるから、大事なのです。

じっくり算数教室第1回 植木算 セット版(田中貴)
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