月別アーカイブ: 2009年8月

第23回 いいかげんにしてよ!

    今日から、お母さんは月曜日だから仕事。夏休み最後の子もいれば、すでに学校に行った子もいるでしょう。
    さて、今日の勉強の予定はちゃんと組んである。だから、かえってチェックすれば・・・という予定を考えておられたとして。
    帰ったら、何にもしてない! あるいは半分もやっていない!
    ということは、よくあることです。6年生はさすがにない?いやいや。子どもによっては、まだそんな意識がない子が少なくないでしょう。せっかく夏休み最後だし、遊んじゃったっていいよね、なんていう論理はすぐ出てくる。
    そして、家への帰り道、くらーい気分になってくる。
    「さて、なんて言い訳しようか」
    「友達から誘われちゃったんだからな、うん、それがいい」
    なんて、そんな理由は成り立たないことは百も承知。でも何かいわないとまずい。
    で、お母さんの気持ちとしては
    「いいかげんにしてよ!」
    なのだと思うのです。
    中学受験の場合、子どもの精神的成長は中途半端なので、確かに受験モードに切り替わって、しっかりやる子もいれば、親の目を盗んで、何とか遊ぼうと思う子もいる。また、中途半端な態度に終始する子もいるでしょう。
    だから、中学受験は万人には向かない、と私は思います。
    そういう子に対して親がどうしても入れたいという考えなら、ガンガンに締め付けるしかありませんが、まず効果はうすい。本人がその気になっていないのだから、うまくいくわけがない。
    だから、私はとっとと中学受験から手を引くべきだと思います。チャンスは与えたけれど、実行しなかったのは本人。だから、何もいわずに塾をやめさせてしまえば良いと思うのです。
    「え、でも、これまでがもったいない」
    いやいや、これからももったいないのです。土台、ついていなければ勉強しない子はついてやるしかないのです。それができなければ、後は本人任せにするしかないわけで、それで落ちたって仕方がない話でしょう。
    だから、とっととやめてしまう。
    そうすると、子どもはどうするか。
    「ママは本気だ!」
    と思うのです。今まではとはいっても、許してくれたのに。やばいなあ。 って。感じるのが遅いのもそういう子の特徴でありますが。
    それで、本人が改心するならば、それでもいいが、本人がラッキーと思うようであれば、やはり受験のタイミングが違っていると考えた方がいいのです。
    子どもは親が本気だと思うと、やはり考えざるを得ない。そこが根本的なスタートラインになる子がほとんどです。で、そうなってはじめて受験になる。子どもを本気にさせるには、親も本気でかからなければいけない、ということなのです。

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第67回 夏休みはどうだったのか?

    お母さんが振り返るのもいいが、子ども自身が振り返るのも大事です。
    私の教室では「まいにち目標達成ノート」を使っていて、昨日も何人かが見せにきてくれました。
    本になっているので、その日の計画がそのまま、実行できたかどうか、記録になるし、だから振り返るのも簡単です。
    「で、どうだったの?」
    「え、いやがんばったと思います。」
    「本人としては満足なの?」
    「はい、結構。」
    というのは、なかなか大したもんだなと思います。もちろん、子どもの感覚というのは甘い部分はあるでしょうが、しかし本人がそれなりにがんばったと思える夏は、やはり成果が上がったのでしょう。
    携帯メルマガでお話しましたが、実は私が9月病と呼んでいる現象があります。
    夏休みには結構がんばった。しかし2学期になったとたん、学校も始まり、塾もまた夜遅くまであり、という生活パターンになり、自分の勉強がペースに乗らない。せっかく夏休みにがんばったのに。やらなきゃいけないことが、うまくできない、という現象ですね。特に夏休みがんばった子に出やすい。
    だから、2学期はもう早々にまた計画を練り直し、どういう勉強を、どのくらい進めていくのか、しっかりと把握しましょう。夏休みに比べれば、圧倒的に家で勉強できる時間が減りますから、やることは絶対にしぼらないとうまくいきません。また2学期はいろいろ行事が多く、朝練もあったりするから、上手に時間を使うことをこころがけてください。

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逆から考える

図のような均質でないてんびんに体積が同じで重さが違うおもりABをつるしたところ、平行になりました。
では、このABをそれぞれ水が入ったビーカーの中にすべていれるとてんびんはどうなるでしょうか。

(1)A側が下がる。
(2)B側が下がる。
(3)変わらない。
(4)これだけではわからない。


この問題、重さもわかっていないし、支点からの距離もわかりません。だからつい(4)か、という気になってしまうのですが、答えは(2)になります。

ABとも同じ体積なので、受ける浮力は同じです。つまり同じ浮力分だけ軽くなる。でも重さがわかっていないし、支点の距離も・・・。
しかし最初はつりあっていたのですから、AとBの回転力はつりあっていたのです。

しかし、浮力の分だけ減るわけですが、明らかにAの方が支点からの距離が長い。したがって
減る回転力はAの方が大きい。

だからBの方が下がるわけですね。選択肢に(4)があるので、ひっかかりやすいかもしれませんが、逆から考える。つまり、減る重さが一緒だとすれば、減る回転力はどうなのか?という発想につながればよいわけです。

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