月別アーカイブ: 2008年12月

第30回 正解率をあげよう

    テストで70点をとったA君とB君がいます。A君は全部の問題に手をつけて7割できた70点でしたが、B君は7割に手をつけてそれが全部出来た70点でした。同じ70点なのですが、本番の入試ではB君が合格する可能性が高くなります。
    というのはA君もB君も同じ点数ながら正解率はA君が70%、B君が100%なので「ていねいさ」で言えばB君の方が上になるからです。入学試験というのは、難しい問題ができなくても合格することは可能ですが、みんなができる問題を失うと失敗する確率が高くなってしまいます。
    ですから、ミスを極力減らすことが重要なのです。入試までそう時間が多いわけではありません。したがってできることは限られています。だから、ひとつひとつの勉強で「正解率を上げる」ことを目標にしてほしいのです。問題文をよく読む、計算を確認する、ひとつひとつのステップを慎重に進めるようになると、正確な手順で解けるようになり、実は時間もあまりかからなくなります。急いで解いていると、ミスをしたり、条件を飛ばしたりして、人数が分数になったりしてしまう。だから、ていねいに解くということが重要なのです。
    また字をきれいに書くこともとても大事です。テストは採点してもらうものなので、相手に読みやすい字を書かなければなりません。でもそれが同時に自分のミスを減らすことにもつながるのです。
    たくさんの問題を急いで解く必要は最早ありません。確実に、ていねいに自分の出来る問題を見つけて正確に解く、これからは正解率を気にしながら問題を解いていってほしいと思います。

第23回 やさしい問題を見くびるな

子どもたちの様子を見ていると、ミスが出る問題は圧倒的にやさしい問題が多いものです。

一行問題など、「見たことがある」とか「やったことがある」と思った瞬間に、もう問題の条件を読み飛ばしている。

だから後から答え合わせをしてみると、「ギャー」と頭を抱え込むことになるわけです。しかし、ここで差がつく。

合否を分けるのはやさしい問題なのです。

問題を解くとき、条件に下線を引く、答えが出たと思ったら、もう一度見直す。この2つをやるだけで、ミスはだいぶ減ってくるもの。この冬休みにとにかく徹底的に実行させるようにしましょう。ここで直せなければ、入試会場ではうまくやることができません。なにせ、なかなか平常心で解けないから。

普段からていねいに解くという練習をしていないと、やさしい問題ではまりますから要注意です。

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第5回 飛び級

自宅学習を中心にすると、塾のカリキュラムに左右されずに、ある程度学習する範囲をコントロールできるメリットがあります。もちろん、ゆっくりやることもできるが、実は早くやることもできるのです。

これはどの子にも薦められるという方法ではありません。ただ、例えばサッカーやバレーなど先先、続けていきたい競技があり、通塾が難しい場合には効果的な方法でもあります。飛び級をスタートさせるのは3年生になるとき。本来であれば3年生のカリキュラムをやる年に、4年生を始めるのです。当然、2教科。理科社会は、次の年に細かいことは覚えないという前提でやります。これを5年生まで続けます。そうすると5年生時で6年生が終わります。ここまでは塾には行かない。あるいは、単科の科目だけ行けばいいでしょう。

そして最後の1年間だけ塾に行く。ついていけるか?ということになれば、先に進んでいる分塾の成績は悪くはないでしょう。(ただし、理科社会はあまり良いとはいえないでしょうが。)
このとき、第一志望が決まっていれば、最初から学校別の傾向にしたがって学習が進められます。しかも、一通り受験内容は学習していますから、思い出していく作業を積み重ねていけばいいので、比較的余裕があるでしょう。

ただし…

やはり3年生や4年生のときにある程度負担がきます。ですから、何でもやろうと思ってはいけない。ある程度学習内容を絞って進んでいくことが大事です。まあ、1年先に行っているので、テストの成績がふるわなくても、あまり心配をしなくてすむでしょう。

過去の例でいえば5年生に6年のカリキュラムで算国の偏差値が50前後出ていると、原級にもどったときに62前後でスタートする感じです。

あくまで自宅でペースをコントロールするというのが前提です。塾に週3回などというペースで通うことには無理がありますから気をつけてください。

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