月別アーカイブ: 2007年2月

特色化入試

千葉の県立高校では「特色ある入学者選抜」という入試が行われています。これまで公立高校は同じ入試問題を使ってきたのですが、各校が独自に問題を作って入試を行うことができるようになりました。

これは大きく2つのパターンに分かれて、面接と作文、内申などで決める場合と、独自の入試問題を3教科、5教科で作って力を見る場合に分かれます。後者の問題はどちらかといえば難しい問題を出す学校が多く、それなりに公立高校が生徒レベルをあげるように努力している現われのようです。

このような独自入試化は各都県で行われており、公立高校のレベルアップが確実に進んでいます。一方で、確かにそれぞれの学校に対する対策も必要になってきました。今後高校受験でも中学受験並みの「学校別特訓」が各塾で行われてくるようになるでしょう。

私自身はこの傾向は大変良いことだと思います。公立高校が横一線になる必要はなく、それぞれの学校に特色がなければ、私立に対抗することはできません。

公立高校もそれぞれの学校がスクールカラーを明確にすること、さらに大学受験に対しても明確なメッセージを用意することは今後不可欠だろうと思います。その上でその教育内容が魅力的になれば、ここまで保護者の方が危機感を募らせて中学受験に向かう必要はなくなると思います。

精神年令

中学受験生を見ていると、やはり精神年齢の違いに気がつきます。
それ相応に精神年令も成長してきて、自立心が芽生えている子がいる一方で、まだまだかわいさの方が先行している子がいます。

こういう子どもたちが入試で競走すれば、必然、自立心のある子の方が得でしょう。もちろん、かわいい子でもできる子がいますが、入試に向けて自覚を持った行動ができるとか、入試で落ち着いて対応できるなど、やはり精神年齢の高い子が入試で有利であることは間違いないでしょう。

問題は12歳の段階でここに達するかどうかは明らかに個人差があるということです。それなりに成長してきたとしても、やはり自ら問題を解決することに慣れている、あるいは積極的であるかどうかということは、個々に違いますし、またそれを個人のペース以上に早めても、実際はあまりうまくはいかないのです。

私は、ある程度までなるべく自立を促しながら、自分で勉強する、自分で問題を解決するように仕向けています。なるべくなら教えないで、自分で発見するように、自分で理解できるようにするのです。その上で幼いのはその子の成長のペースですから、それ以上に何かする必要はない。そこまで含めてその子の力でしょう。

かわいがって育ててくれば必然、自分で問題を解決する力は乏しくなります。

入試前の駆け込みではなく、しっかり子育てを考える、その延長線上に中学受験がなければいけないのではないでしょうか。

ゆり戻し

昨日、補欠の話を書いたら、ひとり回ってきました!
本人からの電話。大変うれしそうでしたが、また回ってこないかなあ。

しかし今年の受験は前半戦が終了、次は高校受験です。高校受験も今は、めっきり私立高校の募集が減りました。まあ、これだけ中学受験が話題になってくると、中学でなるべくとった方が良いということになるのでしょうか。

先日新中3の女子の面談をしていましたが、実際に通える私立は本当に数えるくらいしかない。でもここで中学受験の感覚は持ち込めません。例えばみなさんが、えっと思うような数字になっているからです。中学受験で40台の偏差値はすぐ60台にはねあがる、学校も少ないから仕方がないですが。

だから近年高校受験はやはり公立高校受験が中心になっているように思います。湘ゼミエルフィーのスタッフと話をしていても、やはり公立中心の組み立てになるケースが多いようです。(もちろん、塾のカラーもあるでしょうが。)

公立高校も私はこれから少しずつ復活してくれるのではないかと思っています。日比谷もだいぶ難しくなってきました。県立、都立のトップ校が独自入試を始めており、この中学受験傾斜はどこかで修正が始まると思います。

行き過ぎればもどる、ではないでしょうか?