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てんびん算

てんびん算というのは、あまりテキストに採用されていない分野のように思います。これは食塩水の濃度や平均、割合などに応用される「解き方」です。例えば4%の食塩水200gと8%の食塩水200gと12%の食塩水Xgをまぜて10%の食塩水を作ります。Xは何gですか? という問題があったとします。面積図で解くにしろ、割合で解くにしろ、原理的には下の一次方程式を解くことと変わりありません。

200×4/100+200×8/100+x×12/100=(200+200+x)×10/100

しかしてんびん算はまったく違う考え方をします。

ぼうにメモリをつけてつりあいで考えるのです。本来図で説明すると簡単なのですが、つりあいの中心が10%ですからそれとのつりあいであわせていきます。
(10-4)×200+(10-8)×200=(12-10)×x
ですから(1200+400)÷2=800 と答えがでてきます。

マスターすれば食塩水のほとんどの問題もこれで簡単に解けるし、他の平均の問題にも応用が利くでしょう。

今度エルフィーで10月21日(土)を中心に、てんびん算を説明する無料の授業をやることになりましたから、もし時間があればご参加ください。5年生の算数の一助になればと思います。

6年生の女子に注意!

受験期の女子には注意が必要です。

このころになると自意識が強くなるので、その結果として人からどう見られているかが気になるものです。当然着ていく洋服も、持っている道具もいちいち何か注文があるもの。そういえば以前、女子の筆箱は異様に重くて、何が入っているのかと思ったらカラフルなペン。

最近はあまり見当たらなくなりましたが、そういうのがはやり始めるとまたみんなやりたがるようです。

で、そこまではまあいいとして。

問題は勉強するふりをする、つまり実際に勉強していないけどふりをしていることがこのころの女子には多い。また点数を非常に気にする。だから良い点をとるためにいろいろな「ズル」が出てくるのです。

その結果として模擬試験の点数と普段家で解いている問題の出来が大きく違ってくるときがあります。そういう場合は要注意。

本当にわかってるか?本当に覚えているか?
そういうことをしっかり確認しながら進んでいないと、「勉強していても実力がついていかない」ということがおこります。

私もずいぶんだまされたなあ。(本人たちはだますつもりなんかないですから、一生懸命勉強はしているつもりなのです。だが、点数や出来を気にするあまり、自分がわかっているか、わかっていないのか、あいまいになってしまうだけなのです。)

これが男子にはない。

そこまで自意識が過剰ではないからです。やはり同時期の男子と女子では明らかに女子の方が精神年齢は高いのですから。

第11回 「積極性」 

どんな子にもほめるべきところがあります。私は少なくとも小学生のうちは絶対に「ほめて育てる」べきだと思っています。なぜかといえば、小学生はまだ常識がありません。できると思ったらできる、やりたいと思えばその気持ちが積極的な態度に表れるのです。逆に消極的になればこれは病的と思うくらいに、引っ込み思案になってしまう場合もあるでしょう。

 大きくなれば自分でバランスがとれるようになってきますが、小学生の場合はまだまだそう上手なバランスにはなりません。だから、多少おっちょこちょいでも、向こう見ずでも良いから「ほめて」育てることをお薦めしています。人間誰しもほめられればうれしい、自分に自信ができれば当然積極的になります。その積極性が絶対的なものになれば、「窮して困(くる)しまず、憂いて意(こころ)衰えず」ということになりますが、やはりどうしても心配は心配、心乱すことがあるわけです。それを支えるのが積極的な気持ち、心持ちです。私は受験期の子どもたちには「みじんも「落ちる」ということは考えず、志望校に入ったら何をしよう、どのクラブに入ろう、楽しいことばかりを思っていなさい」と言います。もちろん、そればかり思って、勉強しないのは論外ですが、しかし心配しながら勉強するのはもっとも良くないのです。その心配を取り除く方法が「ほめる」ことなのです。

 最後は「うちの子だから何とかする」とそう思ってください。これは根拠などいりません。信心だと思えばよいのです。そうしっかり思っていれば、お母さんの心配も表には出なくなり、子どもたちの自信を支えるでしょう。ふと心配になったときは、「うちの子にはこんないいところがある、だから大丈夫」とそう思ってください。そういう気持ちを選ぶことも親として大事な積極性と思います。