月別アーカイブ: 2006年10月

併願パターンの考え方

今日は荻窪で母親講座でした。四谷大塚の日程表を使っていくつかの学校の説明をしたあと、併願パターンの考え方について詳しくお話しましたが、親が考えなければならないのは「どこで止めるか」という点です。

いわゆるすべり止め校には2つの役割があります。

ひとつはまさにすべり止め。万が一他がだめならば、その学校に行くことになりますから、単に合格すればいいというわけではありません。だからしっかりその学校の内容を調べておく必要があります。

もうひとつの役割が「勢いを取り戻すこと」
第一志望が残念でも第二志望があるでしょう。このとき、行く学校があるかどうかは子どもたちの気持ちに余裕をもたらします。ですからなるべく早めに合格をひとつとるということが大事なのです。

今年の日程表を見ていると、やはり1日か2日に滑り止めを持ってくるべきでしょう。3日はほとんどの学校が2次募集、3次募集になりますから、いかんせん募集定員が少なく、ここで滑り止めを作ることは多少なりともリスクが高くなります。1日か2日であれば、まだまだ定員も多いのである程度下げてしまえば、確実に合格をとることができるでしょう。

滑り止めを決めるにあたって、私はよく「がーっ」と下げるというお話をしますが、なかなかお母様方にはむずかしいようです。やはり第一志望や第二志望と比べてしまうからでしょう。

でも滑り止めは第一志望や第二志望と比べてはいけません。公立に行くことと比べてください。そこがなければ子どもたちは公立に進む可能性が高くなります。公立に比べると今はどの私立もしっかりとした教育内容を提供しています。例えば四谷の80偏差値で40でも高校受験の偏差値に換算すると55から60ぐらいになります。これは中学受験が全体の2割弱の受験だからで、平均は当然上に寄っています。したがって40の学校であったとしてもなかなか良い内容の学校があるのです。

単に偏差値表を見てしまうと、偏差値の高い学校が良い学校に見えてきますが、決してそうではありません。偏差値が高くて悪い学校があり、偏差値が低くて良い学校があります。ですから、その辺も踏まえてよく考えてあげてください。

ただ、滑り止めに関しては親が主導してください。子どもたちには滑り止めのことを考えるのはあまり楽しいことではありません。むしろ第一志望、第二志望をしっかり狙っていくことが大事、ただとめるのも大事ですから、そこはお母さんに任せてという感じでよいのではないでしょうか。

ミスを防ぐ練習法

今日は用賀で学校別の補習です。
ここのところ、このクラスでは算数の小テストを毎回やって、ミスを防ぐ練習をしているのですが、どうしてもやはり満点がとれない。あとからやればできる問題が多いのですが、その場で一発満点が取れるかどうか、ここが大事です。

ミスは
(1)問題の読み違い
(2)計算違い
(3)自分の文字の読み違い
などがあります。

たとえば24+32.4=66.4という式を書いておかしいと思わない。
違和感がなくてすぐ先に行ってしまうと、ミスが起こるわけです。

ミスはどうしても起こります。0ということにはならない。ただ、せっかくわかった問題ならしっかり解き上げたい、ここが入試合格の最大のポイントです。

そのための具体的な方法論は、やはり
(1)式や計算をていねいに書いて、見直す
(2)問題の読み違いがないか、確認していく。
の2点です。たとえばぐちゃぐちゃと書いて、答えが出ている子はかなりミスをする可能性が高くなります。ぐちゃぐちゃ書いているから、どこに何が書いてあるかあとから見直せず、チェック機能が働きません。

6年生の夏まではある程度じっくり考える力を養ってきたわけですが、これからは得点力を鍛えなければなりません。
その意味で勉強法はこれまでとはまったく違ってくるものなのです。

11月23日無料学力測定

毎年恒例の11月23日の無料学力測定テストが四谷大塚ならびにYTネット提携塾で行われます。

3.4.5年生、算数、国語2教科のテストですが、このテストの狙いは現状どのくらいの学力がついているかどうかをある総数の中で検証するもので、そのデータ処理の中心になるのが多人数SP表とカテゴリー化SP表です。

多人数SP表というのは左から正解率の高い順に設問を並べて、たては一番上が1位で一番下が最下位です。生徒の成績は正解か不正解かを分類して表示されていますので、自分の位置よりも左側の問題を間違えているということは、そこに不得意分野やミスの原因があるということになります。

またカテゴリー化SP表というのは、生徒の成績にごく近い数十人の生徒の正解、不正解の別が表示されますので、学習領域の中で特に不得意な範囲がないかをチェックすることができます。

今後の学習の指針を決めていく上でも役立つ資料になりますから、祝日ではありますが機会があればぜひ受験して状況をつかんでおかれると良いでしょう。