併願パターンの考え方

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今日は荻窪で母親講座でした。四谷大塚の日程表を使っていくつかの学校の説明をしたあと、併願パターンの考え方について詳しくお話しましたが、親が考えなければならないのは「どこで止めるか」という点です。

いわゆるすべり止め校には2つの役割があります。

ひとつはまさにすべり止め。万が一他がだめならば、その学校に行くことになりますから、単に合格すればいいというわけではありません。だからしっかりその学校の内容を調べておく必要があります。

もうひとつの役割が「勢いを取り戻すこと」
第一志望が残念でも第二志望があるでしょう。このとき、行く学校があるかどうかは子どもたちの気持ちに余裕をもたらします。ですからなるべく早めに合格をひとつとるということが大事なのです。

今年の日程表を見ていると、やはり1日か2日に滑り止めを持ってくるべきでしょう。3日はほとんどの学校が2次募集、3次募集になりますから、いかんせん募集定員が少なく、ここで滑り止めを作ることは多少なりともリスクが高くなります。1日か2日であれば、まだまだ定員も多いのである程度下げてしまえば、確実に合格をとることができるでしょう。

滑り止めを決めるにあたって、私はよく「がーっ」と下げるというお話をしますが、なかなかお母様方にはむずかしいようです。やはり第一志望や第二志望と比べてしまうからでしょう。

でも滑り止めは第一志望や第二志望と比べてはいけません。公立に行くことと比べてください。そこがなければ子どもたちは公立に進む可能性が高くなります。公立に比べると今はどの私立もしっかりとした教育内容を提供しています。例えば四谷の80偏差値で40でも高校受験の偏差値に換算すると55から60ぐらいになります。これは中学受験が全体の2割弱の受験だからで、平均は当然上に寄っています。したがって40の学校であったとしてもなかなか良い内容の学校があるのです。

単に偏差値表を見てしまうと、偏差値の高い学校が良い学校に見えてきますが、決してそうではありません。偏差値が高くて悪い学校があり、偏差値が低くて良い学校があります。ですから、その辺も踏まえてよく考えてあげてください。

ただ、滑り止めに関しては親が主導してください。子どもたちには滑り止めのことを考えるのはあまり楽しいことではありません。むしろ第一志望、第二志望をしっかり狙っていくことが大事、ただとめるのも大事ですから、そこはお母さんに任せてという感じでよいのではないでしょうか。

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