月別アーカイブ: 2006年11月

勉強は楽しくなきゃ!

1年生から塾に行って勉強するーそういわれると「そんなに小さいときからやらなくてもいいんじゃない?僕が子どものころは、遊んでたよ」という方もいらっしゃるかもしれません。そう遊んでいたと思います。しかし勉強も結構がっちりやっていたのです。(学校で。)

実は現在の指導要領は現在のお父さんたちの小学校時代にくらべてかなり減っているのです。それでもまだできない子がいる。だからどうしても学校は下にあわせていくので、かなり勉強しないようになっているのです。

だから勉強はさせたほうが良い、これは事実です。

しかしいやいや、やらせるのはキッズの本来の姿ではありません。だから、勉強は楽しくやらなきゃいけないのです。算数にしても国語にしても、半分遊んでいる感覚ながら、でも次第に思考力、文章力、計算力がついていくように、カリキュラムや教材が作られていきます。

国語や算数ばかりでなく、例えば地理や生物なども少しずつ取り入れていくのです。例えば小学校4年生で苦労する都道府県と都道府県県庁所在地。これは1年生の子どもたちでもカルタにして遊んでいるうちに次第に覚えていきます。別にテストなんかしません。でも子どもたちはゲームに勝ちたいので、勝手に覚えるのです。

1年生や2年生から苦しい勉強なんか無理です。だから「勉強も遊びも楽しんでやる」これがエルフィーキッズのスタイルなのです。

小さなお子さんをお持ちの働いているお母様方へ
ぜひこちらもご覧ください。
田中貴のエルフィーキッズ奮闘記より転載。

あがる子

試験であがる子がいます。

うちの教室にも1人。普通教室で過去問を解いたりしているときは、そんなにできないはずはないのに。しかし試験になると上がる。だから点数がまとまらない。

その子と今日話をしました。

「あがるでしょう?」
「あがる?」
「試験でドキドキする?」
「はあ、はい。少し。」
「どういう気持ちになってるの?」
「え?がんばらなくちゃとか、」
「できないといやだなあ」
「はい、それはそうです。」
「それだな」
「え?」
「テレビゲームやってるとさ、時間たつの忘れない?」
「はい。」
「おなかすくのも忘れたりして」
「はい。」
「そのくらい集中していれば、いいんだけど「できないといやだなあ」とか思っているうちに、頭が真っ白になったりするわけでしょ。」
「ああ、そうです。」
「できなかったらしゃあないんです。」
「え?」
「だって、しゃあないんですから。ホントに。」
「ああ、はい。」
「だから、問題に集中してください。試験中、余分な心配はしてはいけません。どれが解けるか、どうやったら解けるか、そこに集中しましょう。今度の模擬試験でやってごらん?」
「あ、はい。わかりました。」

ここまでくれば差はわずかです。精神的に「できる」と思わせなければいけませんし、気持ちがややもすると後ろ向きになる子は、なるべく背中を押してあげる必要があります。暗示も大事ですね。

長文を読む力

テストを受けてみると、国語の文章を読むのが間に合わないという子がいるでしょう。実際に模擬試験は、差をつけるためのテストですから、「あんなに忙しい入試はない」と思うくらい分量があります。しかも1つの問題が5点ぐらいありますから、1問間違えるだけでかなり差がついてくる、したがって文章を読むのが間に合わないということになると、実際に持っている力以下に判定が出てくるでしょう。ある試験では国語の偏差値が60近くあったのが、突然45になったりすることもあるのです。

で、こういうときに「早く読まなきゃ」と子供が思うと、もっと状況は悪くなります。なぜか?あわてて読むということは良く読まないということになるので、もっと間違えやすくなるのです。実際に普段の授業や過去問をやらせていて、文章を読むのが遅いなと思う子は、「あわてさせてはいけない」のです。

ゆっくり読む子はそれがその子のペースであって、そこから理解が生まれます。そのペースが狂えば、理解が進まないから、もっと点数が悪くなって、さらに自信がなくなります。それが「読むのが遅い」からだと思われて、またあわててやる、したがってマイナスのスパイラルにはまってしまいます。

模擬試験で間に合わなくてもあわてない、過去問が間に合えばよいのです。過去問でもすべて間に合わなくても、ある程度できれば合格点には届きます。何が得手なのか、何が素の力なのか、良く見極めてあげてください。勝負は自分の強いところで勝負をさせないと、なかなか勝ち目がありません。弱いところはある程度、弱いと考えて戦略を立てないといけないのです。つまりは「とれるところは確実にとる」ということです。

その子の持っているところをしっかりと見極めて、その上で今後の勉強法を考えてください。いずれにしてもそんなに時間があるわけではありませんから、優先順位をしっかり決めていくことが大事です。