月別アーカイブ: 2006年5月

第36回分離に関する問題

■物質を分けるにはいくつか方法があります。

「砂の混ざっている水を、と紙を通ることによって分けることができます。」このように固体と液体のまざった液を、ろ紙に通すころによって分ける操作をろ過といいます。つぎのうちろ過でできるものは何ですか。

ア 食塩水を食塩と水に分ける。
イ 炭酸水を、二酸化炭素と水に分ける 
ウ ロウの浮いた水をロウと水に分ける。

■80℃のお湯に砂糖を溶けるだけ溶かした水溶液を冷やすと、砂糖の結晶ができます。このように温度によって水に溶かすことができる物質の量が変化することを利用して純粋な結晶を取り出す操作を再結晶といいます。次のうち再結晶でできるものはどれですか。

ア 原油から灯油を取り出す。
イ アンモニア水からアンモニアを取り出す。 
ウ ホウ酸水からホウ酸を取り出す。

■ 6年生用の問題です。ろ過は完全に交じり合っていないもの、水溶液になっていないものを分離する方法です。食塩水は完全に食塩が溶けていますので、できません。同様に炭酸水も二酸化炭素がとけてできた水溶液ですから、これも分離できません。ウが正解になります。

■次の再結晶は、温度によって溶ける量が大きく変わるものに対して操作ができます。ホウ酸は温度によって溶ける量が変わりますから、これも答えはウになります。

(平成18年5月22日)

子どもが実力以上と思われる志望校を口にしたとき

どうしますか?

成績からみて、いくらがんばってもなかなか難しいだろうと思われるとすれば他の学校を勧めるのが普通でしょうか?

私の考えは、まず大人はそれを受け入れるべきではないかということです。やってみなければわからないと思うのです。「いや、いくらなんでも」ということは大人の中にはあるでしょう。でもそれを決めているのは大人でしかありません。子どもたちからすれば「なぜ、挑戦すらできないの?」という感じは歪めないのではないでしょうか。

まだ11歳や12歳の学齢の子どもたちに、早くもふたをかぶせる必要は私はまったくないと思うのです。

今日もあるお母さんと面談をしましたが、そのお母さんもさすがに息子の発した志望校をにわかに受け入れがたく、「どうしたものか?」と相談にこられたのです。

「まず受け入れて、どういう方法があるのか考えましょう。確かに成績から見ると大変ですが、がんばるのは彼ですから。彼ががんばりたいと思ったものを、最初から否定する必要はまったくないでしょう。」
とお話しました。実際数字をひっくり返した子どもたちはたくさんいます。偏差値、合格可能性、成績いろいろな数字がありますが、それはすべて子どもたちが出していくものです。

親としてはまず、子どもたちの希望を受け入れる、そこから何ができるか、どうすればその夢が果たせるか?いっしょに考えてあげてはどうでしょうか?

何が出るのか?

今年の夏に向けて、テキストを書き始めました。

学校別傾向というのは相変わらずそれぞれの学校にありますが、また良く出る問題というのもだいぶ決まってきている感じがするのです。

もし時間があれば、ぜひ電話帳(各校の入試問題集)を広げてみてください。例えば「数の性質」という範囲で問題をひろっていくと、ある種の問題が複数の学校にわたって出題されています。特に今年の春は結構、良く出る問題が重なっていましたね。

合格点が下がってきたので、出題する学校が割とパターン化された標準問題を中心に出題したためですが、これは来年もその傾向になりそうです。みんなができる問題は絶対落とさない、これが入試合格の決め手ですが、何が出るのか、そこに優先順位を合わせていけば時間も効率よく使えるでしょう。

各塾の先生が、この点についてはしっかり努力をしていると思いますから、ぜひ勉強の仕方について相談してください。「終わらない」と嘆いているだけでは、先に進みませんから、ぜひ指導されている先生とお話になってよりよい方法を見つけてほしいと思います。