月別アーカイブ: 2005年4月

第3回 勉強するのは当たり前?

■小学生は決して体力があるわけではありません。したがって試験前に1日10時間勉強するというのは、困難です。そこで最近は受験準備期間が長くなる傾向にあるわけですが、例えば2年生や3年生が受験勉強をしようと思っても、まだまだわからないことばかりですからやはり多少なりとも学力がついてきてからでないと、受験準備をすることができません。

■したがって実際に受験準備ができるのは5年生から6年生の2年間になるわけですが、だからといって体力面から考えても1日長時間勉強することは難しくなります。そこで、とにかく毎日勉強する、勉強するのが当たり前という習慣をつけていかなければならないことになるわけです。

■勉強するのが何か特別のことになってしまうと、家で勉強するのは大変になります。だから毎日少しでもいいから机の前にすわって、勉強するという習慣をつけるべきなのです。この習慣づくりに一番あっているのが算数の一行問題や計算、漢字です。

■これらの基礎力はやはり毎日コツコツやっていくことで本当の力になります。ですから朝起きたらまず計算をやるとか、帰ってきたら漢字の練習をするとか、スタートしやすい勉強から始めさせるとよいでしょう。

■少し頭が動き出したら、今度は他の教科に進んでください。そしてとにかく毎日少しでもいいから勉強するという習慣を早めにつけていくことが大事だと思います。小学生の受験はこのわずかな時間の、しかし毎日やる積み重ねが非常に大きな差につながってきます。(田中 貴)

(2005年4月8日)

学力低下

2005年の入試分析で、各校の合格最低点の低下が
指摘されている。

今回の受験生は新指導要領の元で3年間学習した
生徒たちなので、指導要領の問題が提起されている
のだが、それこそかなり塾に通った受験生の話な
ので、少々視点がずれているように思う。

私は、子どもの精神年齢が少子化によってさらに
幼くなっているのに、塾や進学カリキュラムが過熱
して、そこにアンバランスがおき、子どもたちが
十分に消化できなくなっているからではないかと
いう危惧を抱いている。

高校受験生や大学受験生と違い、小学生の受験は
子どもたちのさまざまな成長を考慮にいれないと
後で大きなしっぺがえしがくる。

もっとじっくりと力を伸ばすことを考えるべき
なのではないだろうか。

第13回 勉強は食堂のテーブルが一番!

■え、と思われるかもしれませんが、受験勉強に関していえば食堂の大きなテーブルで勉強するのが一番便利です。

■まずテーブルが大きい。参考書や問題集、テキスト、プリント、広げてみたいものはたくさんありますが、みなさんの学習机は小さくて多分、これらのものを重ねておくしかないでしょう。

■それに食堂にはお父さんやお母さんがいます。ちょっと何か聞きたいことがあったとき、すぐ聞けますし、一応見張っていてもくれますから、勉強がだらだらせずに済むのです。

■受験勉強というのは、はっきり結果を出すための勉強です。みなさんからすれば見たいテレビをがまんするのも、やはり中学に合格したいから。だから、結果を出すためには時間を無駄に使ってはいけません。ところが自分の部屋で勉強すると、ほらほら、すぐに漫画や本に手がでたり、おもちゃをいじってみたり、・・。つい無駄な時間を送ってしまうのです。

■だったら、そんなものがないところで勉強するのが一番。食堂のテーブルに勉強道具をどんどん持ち込んで、そこで広げて、お父さんやお母さんにもわからないことは教えてもらって、どんどん勉強を進めるに限るのです。

■お母さんだって、君たちの部屋で横についているよりは他の仕事もできるし、助かるでしょう。自分でこの時間は勉強すると決めたら、それだけをするために食堂のテーブルを借りればいいのです。ついでにいえば、テレビも消してもらって、集中して勉強しましょう。

■君たちの部屋は実はあまり受験勉強には向いていないのです。先ほどいったように「魅力的なジャマモノ」がいっぱいあるからです。それに一人になれる。一人になれるというのは、勉強しやすいようでいて、そうではありません。なぜなら何でも自由になるから、つい休憩が長くなってしますのです。

■これから受験勉強をするときは、ぜひお母さんやお父さんのいる食堂のテーブルでやってください。何が違うか、よーくわかると思います。

(平成17年4月1日)