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手を出したくないなら

小学生の勉強だから、親が管理しないとなかなかうまくいかない、はその通りです。

中学受験が一方で親の受験である、というのもその通りだと思うのです。

ただ、高校受験は違う。大学受験ももちろん違う。

これは子どもたちが自分でやる受験。もちろん塾や先生といろいろ話をして進めていくだろうが、自分が考えて行く受験でしょう。

しかし、小学生はそうならない。

だから、親が手を出したくない、と思ったら、中学受験はしないことを勧めます。

うまくいかない、から。

もちろん後半、手を出さなくても自分で勉強する子どもたちはたくさんいます。しかし、それまでになるのに、ほったらかして大丈夫、ということにはなかなかなりにくいのです。


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結局、塾は競わされるところ

多くの塾が1クラスの生徒数を15名ぐらいに絞ってきて、だからきめ細かく指導ができる、というようなことになっているようなのですが、実はそうでもない。

というのも、勝手にカリキュラムを変えるわけにはいかない。

だから、「このクラスは全体的に遅れているから、もう1週間、このテーマをやろう」ということにはならないのです。

また、クラス分けがあるから、クラスの中の競争以上に、全体の競争にさらされるから、自分のペースで、ということにはならない。

それが良いと思われていると思うのですが、そうではないのです。むしろ近年は弊害の方が多い。

つまり弾き飛ばされた子どもたちは、自信もできないし、モチベーションも上がらない。

なので、これはこぼれそうだ、と思ったところから、違う手を考えないといけないのです。ただ、日本人は同質性を重んじるところがあり、ここにいないと受からないと思いやすい。

その結果、本当に塾の「お客様」になってしまいがちではあります。

逆に塾にとっては、勝ち残った子どもたちに力を入れれば合格実績は稼げるという仕組みになっていて、圧倒的に塾側の論理になっている点はよく考えてみられるとよいかもしれないと思うのですが・・・。


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中学受験 算数オンライン塾
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学校別特訓の足切り

6年生の2学期になって、学校別特訓がスタートする塾がほとんどですが、しかし、全員が入れるというわけではありません。

たとえ志望していても、成績で足切りになって、学校別特訓に入れないということが起こります。

敢えて入れて下位に沈むより、新たな目標を与えた方が良い、ということのようですが、今更、という感じもしなくもない。

3年も通っていて、これかい、みたいなことを感じる御父母も少なくないでしょう。

で、その結果として、学校別対策難民とも呼べる子どもたちが個別指導や家庭教師に流れる。

まあ、それで合格する子もいるので、やはりあきらめてはいけない、という面はあるでしょう。

ということを5年生のうちに知っておかないといけない。

現在ロークラスにいると、多分そういう憂き目に遭うでしょうから、先に手を打っておかないといけないのです。

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