2028年受験に向けて」カテゴリーアーカイブ

習い事やスポーツをあきらめない

冬期のオリンピックが行われていますが、いろいろな競技があるものです。

で、そういう競技をやっている子どもたちも少なくないでしょう。またスポーツばかりではなく、音楽や芸能などいろいろな習い事をやっている子どもたちもいます。

しかし、近年中学受験の塾が早く始まるので、スポーツや習い事を早くにやめてしまう子どもたちが増えています。

本当はもっとやりたいだろうし、実際にこういう習い事やスポーツは自分の力を本番で出し切るという点においては受験にもプラスになるのです。

が、やめてしまうとそういうメリットが得られなくなる。またやめてしまって子どもたちが受験勉強にまい進するかというと、そうではない。むしろそれがストレスになって家庭や学校で思わぬ行動を引き起こすこともあるのです。

だから、本来なるべく続けた方が良い。これにはやはり知恵が必要です。

実際に最後まで習い事をあきらめずに続けて、志望校に合格した子も少なくありません。ただ、やはりそれなりに工夫は必要でした。

後半模擬試験などでいろいろ時間がとられることも少なくないですが、それでもある程度までは続けられることが多く、子どもたちにもいろいろな力が身につく分、簡単にあきらめずに勉強法を工夫してみてください。

2026年度中学受験概況

森上研究所から、今年の中学受験概況が発表されました。

それによると、
2月1日の受験者数は41934人(昨年42798人)になり、前年比98%になります。

最近のピークは令和5年(2023年)の43019人でしたが、そこから微減を続けています。

一方受験率は、2024年と2025年、児童数が減少しているので、受験率が15.2%だったのに対して、今年は15.0%になりました。

やはり少子化の影響が大きいのと、それに加えて中学受験の負担増から、見送る家庭も増えてきていると思っています。

特に大学受験での推薦入学者の増加により、中学受験のコストは高くなりつつあり、「中学受験はしなくてもよいのでは?」という流れに少しずつ傾き始めているように思います。

やはり過度に負担を求めている部分から削られていく、というところはあるのでしょう。やはり家庭がしっかり見極めて、本当に「ウチの子に必要なもの」を選択していくべきだと思います。

別に早くからスタートしないといけない、というわけでもありませんし、子どもたちが自分でやれる部分も大きいのではないでしょうか?

逆に削られていた習い事やスポーツを再考するのも大事なことかと思います。

勝ち残りシステムからこぼれると・・・

毎月、組み分けテストがあるところは、だんだん子どもたちの相対的な位置が変わらなくなってきます。もちろんやらなければすぐに落ちますが、がんばってもまあ、そんなに上がらない。

当然他の子もそれなりに勉強しているからで、だから段々クラスが変わらなくなる。つまりそれは選抜を重ねた結果が出てきている、といってもいいわけです。

大量の問題をこなし、組み分けでそれなりに成績を出せるメンバーがだんだん固まってきて、最後、上位の生徒たちをしっかり指導することで、合格実績を上げるわけです。

しかしその選抜に漏れるとどうなるか?

それなりの目標に向けてがんばってください、ということなのでしょうが、しかし、その選抜の過程で疲弊してしまっている子が多いものです。

しかも疲弊しているとわかっていても、まだ続けないといけないとつい考えてしまう。

それで本当に子どもたちの力が付いていくのか、疑問が残ります。

確かに選抜を重ねて上位に残れば、合格する可能性は高くなるでしょう。

しかし、そうでない場合、違う方法を考えないと逆転は望めない。逆転どころか、子どもたちが思考停止に陥らないように気をつけてください。