2023年受験に向けて」カテゴリーアーカイブ

下の子の受験を再考する

お兄ちゃん、お姉ちゃんの受験が終わり、いよいよ今度は下の子の受験というご家庭もあるでしょう。

すでに上と同じ塾に通っている、という場合もあるでしょうし、これから塾を考えようという段階のご家庭もあるかもしれません。

で、上の子と同じにしなければいけないことはありません。

最初のお子さんの場合は、親もいろいろ手探りなところはあるので、なんでもいろいろやってきたと思うのですが、しかし、点検をしてみると「これはいらなかったなあ」「これは止めておけば良かった」ということがあるものです。

土台、今の受験体制は過剰と思える程、子どもたちへの負担が増えています。多くの子どもたちがストレスを抱えるようになっているので、同じやり方をしなければいけないということはない。

むしろ、どうやればいいのか、もう一度再考してみることが必要でしょう。

同じ兄弟姉妹でもやはり違う個性ですから、その子に合った勉強の仕方、受験の進め方を考えてあげてください。


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組み分け対策をやりすぎない

塾によっては組み分け試験の落ち方がひどい、ということもあるでしょう。

そこそこ3クラスぐらいで歯止めが利いていればいいが、一気にクラス落ちさせるシステムがある塾もあり、そうなるとどうしても組み分け対策に気をとられることになる。

対策の中心は、知識で点数がとれるところ、とか、パターン問題に特化していくので、じっくり考える、というような練習に手がかからなくなりがちです。

例えば国語の読解は、入試対策としては非常に大事なのですが、あまり時間がとれなくなる。

最近の入試問題は上位校になればなるほど、自分で考え、作業をして、その結果から問題を解く、という問題が増えているのですが、じっくり考える習慣がついていないと、点数がまとまらなくなってしまうのです。

だから、組み分け対策に力を入れすぎない。とはいっても、クラス落ちして泣いている子は少なくない。そういう姿を見ると何とかしてやらねば、と思ってしまうのが親心。

なので、消耗戦に距離を置く必要がある、という話になってくるのです。本当の目的は入学試験の合格なのですから。

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通学時間と共学・別学 ー志望校の選び方(3)ー

次に私が大事だと思うのは、通学時間です。

入学した後6年間通学しなければなりません。したがって自宅からの通学時間はもちろん、考慮にいれなければなりません。

私は中学受験をした後、通学に毎日1時間15分ぐらいかかりました。これは結構大変だったなと思います。

クラブ活動のことを考えると、朝練もあるので通学時間は1時間以内にしておく必要があります。

1時間を越えると、中1、中2のころはかなり体力的に消耗することになります。ですから自宅から1時間以内という目安で学校をリストアップします。

さらに、共学か、別学かという選択肢があります。

近年、共学の人気が高くなり、女子校がどんどん共学化してきました。元々私立というのは女子の定員が多かったので、女子校が共学化することで、男子の定員が増えてきた、逆に言えば女子の定員が減ってきた、という流れになっているのです。

で、同じ小学校6年生ながら、男子と女子を比べると女子の精神年齢の方が一般的に高い。したがって男子と女子を同じ数にすると女子の方が強くなる、というのは、長く言われてきた定説です。

なので、男子は男子だけで囲った方が良い、という考えの基で男子校を運営する学校も脈々と続いているし、その逆の女子校も、男女関係のいろいろを学校に持ち込むな的な流れで続けています。

どちらが良いか、子どもの嗜好で良いとは思うものの、一般的には共学校を選んだ方が良い、でしょう。世の中男子と女子がいるのだから、そこを別学にしてしまわない方がバランスがとれる感じがします。

受験校か付属校か、管理型か放任型か、通学時間を1時間以か、共学か別学かということで選定すると、かなり学校は絞られてくると思います。

これらの学校について、これから調べていきましょう。

学校の内容を知る上でまず重要なのが学校説明会です。

説明会は、秋ばかりではありません。早いところは、春から始めていきますし、それ以外にもイベントがあります。昨年はコロナ禍で、ほとんどの学校イベントが中止され、説明会もオンラインばかりでした。

今年は何とかイベントが行われて欲しいと思っています。子どもたちが学校を体験できる唯一のチャンスと言って良いでしょうから、早めにスケジュールを調べておきましょう。

説明会も必ず出席しましょう。

説明会ではその学校の指導方針、教科内容、学校生活、クラブ活動、進学指導など細かく説明してくれますので、まずその内容を確認することです。

特に重要なのが校長先生のお話で、どういう点を重要視しているのかに注意してください。

例えばあまりに進学指導に力をいれていると、生徒の将来や可能性を伸ばすということよりも、大学進学実績のことばかりに注意が行って、進学できそうな子にとってはかなり大変な勉強をさせられることになるし、そうでない子はほっとかれる可能性があるのです。

中高の生活でで最も大事なことは、いろいろな教科、科目を経験しながら自分の好きなもの、得意なものをみつけていくことにあります。

したがって成績ばかりにこだわられてしまうと、本当に子供の将来につながる可能性を見過ごされてしまうことになりかねません。その意味で校長先生がどのような方針で学校の運営を行っているのか、しっかり聞いておきましょう。

中高の子どもたちの生活の中でかなりのウェイトを占めるのがクラブ活動です。

子供たちはクラブを通じて先輩、後輩との付き合いを広げ、社会性を身に着けていきます。その意味では、子供たちがやりたいクラブがあるかどうか、またその活動が活発なのか、そうでないのかなどもしっかり聞いておきましょう。

活動は早めからはじめていく方がよいので、ぜひこれからイベントを調べて、スケジュールに組み込んでいきましょう。


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