2020年受験に向けて」カテゴリーアーカイブ

地方から首都圏の学校を目指す


大学入試の混乱がかなりひどくなってきました。数学と国語の記述式について再考される可能性が出てきたということでしょうか。

ならわざわざセンターをなくす必要がなくなってくるわけで、今までの議論は一体何だったのか、ということになるのですが、それはさておき、その結果として中学受験がにわかに騒がしくなってきました。

少子化で各私立大学は系属校や附属校からの入学者を増やしているし、実際に新たな附属校、系属校になった学校も出てきています。そうなると首都圏にいないと、そういう学校に受験できない、ということでさらに地方との差が広がってくる懸念が出てくるわけです。

近年首都圏の進学校では医学部進学に力を入れてきた学校が多く、その結果地方の国立大学医学部の合格者にこれら首都圏の中高私立一貫校の卒業生が増えてきて、地元からなかなか入らなくなっています。大学の中には地方枠を作っているところもあるのですが、それでもなかなか減らない。

それで地方の子どもたちは寮のある学校を目指すようになってきました。すでにここで経済的な負担は地方の方が大きくなっているわけです。ならば、中学の3年間、子どもと一緒に保護者の方が首都圏に出てくる、ということを考えても良い、と思えます。

地方の進学はやはり地域の国立大学が中心になることが多いので、その分視野がどうしても狭くなる傾向にあります。もし可能であるなら、やはり中学で首都圏への進学を進めた方がプラスになることが多いでしょう。


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「あがる」への対策

試験であがる子がいます。

家では簡単に解ける問題が、試験になるとうまくいかない。またあがっている、と自覚してしまうと火に油を注ぐ結果となる。せっかくできた問題を「間違えた!」と思って消してしまいます。

これは性分だから仕方がない部分があるが、しかしやはり試験では力を出し切ってもらいたい。

こういう子どもたちがあがるのは、主として結果を気にするからです。

お父さん、お母さんも期待しているし、自分だって当然合格したい。良い成績を取りたいと思う。だから、自分にプレッシャーをかける。これはどんな子にもあります。

しかし、その結果として、あがってしまうことになる子がいるわけです。

ところがこういう子も、ゲームをしていたり、漫画を読んでいるときには熱中する。あがるなんてことは当然ない。

問題を解くことも同じように熱中できれば、上がるとは感じなくなるはずです。

良くプロの選手たちが
「自分たちのゲームができるようにしたい」
とか、
「ゲームを楽しみたい」
ということばを発しますが、こういう気持ちにすれば何とかなるかもしれない。

だから結果を気にせず、自分の力を出せばいい、ということを繰り返し教えてあげてください。


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同じ所を間違える

しばらく時間をおいて、同じ過去問をやらせてみると、前回とあまり点数が変わらない、という場合があるでしょう。また、同じ所を間違えた、という場合もあるかと思います。

特に算数は、自分の解けそうなところから解いていくので、できるところは相変わらずできる、できないところはそのまま、という場合もあるでしょう。一度やったのだから、と思われるかもしれないが、それは解き方を覚えている部分があるので、本当の意味でその問題を解きあげた、ということとは少しニュアンスが違う。

その問題の解き方を発見したのではなく、「知識として解いた」部分があるので、点数が上がること自体はプラスではあるものの、解き方を覚えていないのが一概に悪いとも言えない。

というのも、そんなにすべての問題の解き方を覚えるわけにはいかないからです。もちろん公式的に処理することはできなければいけないが、ものの考え方はそこで見つけることができないといけないので、別に覚えていないからといってがっかりする必要もないでしょう。

自分で解き方を見つけるという意味においてできないのは、仕方がないところであり、それよりは「できるところを落とした」部分のチェックをしていった方が良いだろうと思います。

本来できるところを落としてしまうと、差をつけられてしまうので、これは合否に直接影響する。

「前回とあまり変わらない」とがっかりしがちですが、ミスが少なければそれはそれで良し、というところもあるのです。


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