2018年受験に向けて」カテゴリーアーカイブ

合格点をどう取るか?


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これからはやはり志望校の合格ラインというものを意識した勉強を進めていくべきでしょう。

例えば算数、国語が100点満点、理科社会が50点満点の合計300点満点で、200点前後が例年合格ラインというのであれば、それをどうとっていくのか、ということを考えていく。

算数は70点、国語60点ぐらいだとすれば、理科社会は合計70点取らないといけない、というイメージを立てます。

そして、算数70点はどうすればとれるかを具体的に考える。これはそれぞれの学校の出題傾向によって違います。

例えば10問程度の問題が並ぶ学校であれば、一問平均5分ぐらいで解くことになるわけだから、あまり凝った問題ではない。したがってやるべきことは標準的な問題の徹底とミスを減らすということになっていくでしょう。

また4~5問程度の応用問題ばかりが並ぶ記述式の学校であれば、そのレベルの問題を中心に考えて、最後まで正解にたどりつかずとも、ある程度部分点がもらえるような書き方を工夫する、などの対策が必要になってきます。

一辺倒に偏差値とか順位ばかりを考えて、その視点がなくなるのは受験対策としては効率が良くありません。

第一志望、第二志望の学校が絞り込まれて来たら、その学校のテストで合格点をとるためにどうするか?ということに考え方を切り替えていきましょう。


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週6日の塾でできるようになるか?

最近は仕事をしているお母さんも多いので、なかなか子どもの勉強の管理ができない。

だから、もう塾が全部やってくれた方が良いというので、週6日とか7日???の塾に通っている子どもたちがいるそうです。

そんなにたくさん行って個人的な勉強はどうするのだろう?自分の自習時間みたいなものがあるのであればまだしも、そうでないとすればなかなか厳しいかもしれません。

だって毎日先生から習っても、自分で練習できる時間がないとなかなか上達しない。それに、当然できる子とできない子がいるわけで、クラスのスピードというのはできる子にあっていくから、わからなくなるとどんどん落ちこぼれる。

で、週6日行って落ちこぼれたら、最早フォローのしようがない。

やはり、習ってきたことを自分なりに練習してできるようにする、ということが自分でできるようにならないといけないのです。

お母さんが時間がなくても、子どもが自分でやれるようになればいいので、その力を引き出さないまま、塾に通わせてしまうと、後から手の打ちようがなくなるから気をつけてください。


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受験準備全体を把握する


gakkoubetsu


お父さん、お母さんが学習計画を立てて、子どもたちの勉強の進行を管理されている場合が増えています。

今日は、これとこれをやる、というようなスケジュールを決めて、お父さん、お母さんが帰宅後にそれを確認する、みたいな進め方をされていると思うのです。これはこれで良いのですが、しかし、子どもが今、全体として何をしないといけないのか、ということをしっかり把握していない場合が多いのです。

やれと言われたことをやる、では本当の意味での自主性が生まれません。

さらに言えば、またやることが増えるのではないか、勉強が終わらないのではないか、という漠然とした不安感が出てくる場合もあるでしょう。

実際に早く終ったら、「じゃ、次は…」ということになると、本当に泥沼に足をつっこんだような感じになるものです。

私は計画を立てる時に、まず全体像を必ず把握させるべきだと思っています。

つまり、これが終われば受験準備としては終わりなのだ、ということを明確にするのです。

もちろん、成績によっていろいろ変わることはあるでしょう。例えば歴史の年号がちゃんと覚えられていない、浮力がわかっていない、そういうときはオプションとしてさらに加わることがあるでしょうが、それも全体像としてしっかり見せる必要がある。

すべての勉強を一覧にして書き出しておくと良いでしょう。

そうすることで、子ども自身が今日はこれをやって、それが終われば今日はもう本を読んでもいいとか、テレビが見れる、とかそういう気持ちを持てます。そうなればストレスを軽減できるわけで、やることが終わらない、みたいな気持ちにはさせないようにしてください。


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