2014年受験に向けて」カテゴリーアーカイブ

わかっちゃいるけどやめられない

この時期に来て、割と集中して勉強している子がいる一方で、相変わらずゲームをやって時間をつぶしてしまう子がいます。

ゲームは手軽です。最近はスマホでゲームができるようになりましたが、子どもたちのゲーム機も充分に小さいので、手軽にできる。スイッチを入れれば始められ、あっという間に数十分を楽しく過ごすことができる。

つまり、今のところゲームぐらいしか遊ぶことがないじゃあないか、と思っているフシは当然あるのです。ホントは当然、学校で友達と遊んだりはしているわけですが・・・。

だから勉強しないといけないことは十分わかっているが、やめられない。だって、それ以外に遊んでないモン、という感じではないでしょうか。

ただ、ゲームは目立つのです。

それしかやっていない、ということになると、ある意味そればっかりやっているとしか親に眼には映らない。だからゲームを止めなさい、と親は言ってしまうが、子どもからすると「これしか遊ぶものがないのに、これもダメなの?」という気になってしまう。だから抵抗するのです。

だからこれも受け入れるしかない。もちろん、長くゲームをやっているときは、取り上げることも必要でしょう。ゲームは元よりけじめがつきにくい。本人は30分と思っていても、そうならないことも多々ある。しかし、まあ遊びがそれしかない、ということもわかってあげた方が良い。

自分で止める子は自然と止めます。あるいは自分でコントロールする子も出てきます。しかし、相変わらずやり続ける子もいる。

そういう違いがある意味子どもの成長段階を表している、といってもいいが、ゲームをやっている子が合格しないとは限らない。だからあまりバトルにならないようにしてください。

それもこれも、12才の子どもがやることですから、それを受容する親の力は必要です。

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私立の月謝

各校の募集要項を見ていると、本当に初年度納付金がずいぶん違うなあ、と感じます。

東京都の調査によると、東京の私立中学の初年度納付金の平均は923644円。もう、そんなに高くなってしまったのか、と思いますが、それでもまだ6〜70万円台でがんばっている学校もあれば、150万に近づこうとしている学校もある。

一般に大学付属校は高く、受験校は低くなる傾向があり、これは大学受験の費用対効果が折り込まれている印象があります。

入学金の平均が25万円ぐらいなので、次の年からも70万円近い金額がかかることになるし、さらにそれだけではすまない。交通費も旅行代もあるし、大学受験をするなら塾や予備校の費用もかかる。

中高6年間で平均で600万円ぐらいはかかってしまうのが現状です。

「うちは一人だから出せるけど、二人なんて無理。」
というお話は本当にその通りであって、教育費はちょっとかかり過ぎのような気がします。

とかいっていたら、アメリカの私立大学は年間350万円から400万円ぐらいかかるそうです。もちろん、いろいろ奨学金制度があったりするので、実際のところはもう少し少ないようですが、それでもなかなかの金額。

親はホントに大変です。

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やらせすぎは自信喪失の元

追い込みの時期に入ったので、塾の回数も増えたり、個別指導、家庭教師などといろいろやる子が増えてきました。

しかし、習う機会ばかりで自分で練習していないと、結局はあまりできるようにならないのです。親としては何とかと思うばかりに、そういう機会を増やしてしまいがちですが、逆にやらせすぎは自信を失う理由になりかねません。

「いくら習ったって、僕はできないんだ。」

「過去問なんかわからない。」

気持ちがそういう方向に向くと、本来持っている力すら発揮できないから、さらにできない、ということになりかねない。よくよく話を聞いてみると、もう疲れ果てている、という感じのする子がいるものです。

そういう子への対処法はとにかく、やることをしぼり、できることを確認すること。

できることをなるべくやってもらう。

5年生の問題であってもかまわない。できる、という自信を回復してもらわないと意欲がわかない。意欲が出ない以上、さらにがんばろうという気にはならないのです。

過去問ができない、と言われた子に違う問題をやってもらったことがありました。

それはもちろんやさしい学校の問題でしたが、それでも結構ミスが多い。つまり、本人が悩んでいる分、やさしいことすらわからなくなっているものです。

で、ひとつひとつ直しをしながら、これもできる、あれもできる、と「できる」ことを確認していきました。間違えた問題も直したら大きく○を付けて、「できたね?」と確認する。

終わった時は、大分明るい顔をしていました。小学生ですから、気持ちがぶれると、その分だけ結果が大きく変わります。本当は持っている力はどこにもいかないのだけれど、それを出す気持ちが弱くなれば、当然結果も悪くなる。

だからこれからはいかに自信を持たせるか、ということが大事なのです。その意味でやらせすぎには充分注意してください。

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