2014年受験に向けて」カテゴリーアーカイブ

めんどくさい

先日、宮崎駿監督のドキュメンタリーを見ておりましたら、監督がしょっちゅう
「めんだくさい、あー、めんどくさい。」
とぼやいておりました。

アニメーションを創る、ということは、本当に細々とした作業を積み重ねていかなければいけない。だから本当に「めんどくさい」作業の連続なのでしょう。

しかし、一方で監督は
「でも、これをやらないといい仕事にはならないんです。」
と自分に言い聞かせるように、話をしておられました。

大事なことはめんどくさい。

その通りだと思います。

知識を覚えるのもめんどくさい。算数の問題を解くのもめんどくさい。まして、試験でいろいろな確認作業をしながら正答にたどりつくのは本当にめんどくさいのです。

しかし、この小さいときから、そのめんどくさいことをしっかりやれるようになる、ということはなかなか得難い経験でもあります。

多くのことはめんどくさいから大事なのです。

それをひとつひとつ積み重ねる。そういう過程が受験勉強にもあるので、いい経験をしているのだから、最後までがんばってやりあげてほしいと思います。

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中学受験と高校受験の偏差値

1都4県の中学受験率は概ね15%ぐらい。それに対して高校受験率は全国で97%ぐらいになります。

したがって母集団が違うので、偏差値で比べることはできません。中学受験の中央値である偏差値50が、概ね高校受験では65前後になっているようです。

これは学校によっても多少違いが出ます。例えば私立中高一貫校で高校を募集する学校は必然的にあまり定員枠が残っていない。したがって高校では難しくなる傾向にあるので、その分がだいたい3~5ポイントぐらいあるでしょう。したがって中学受験の偏差値50は高校受験の62~65ぐらいに相当すると考えて問題はなかろうと思います。

なので、中学受験で偏差値50未満になったとしてもその学校のレベルが低いか?と言えばそうではないのです。

安全校を考えるにあたって、どうしても下げにくくなるのはこの偏差値に影響されているところが大きい部分があります。しかし、学校は偏差値だけでは測れないいろいろな魅力がある。

また将来にわたって同じところにいるとは限らない。上位の学校でも落ちることがあり、上がっていく学校も当然あるわけで、その辺の勢いも考えておけば、まだまだお子さんに合う学校が見つかるでしょう。

塾の先生との面談が続いている時期だと思いますが、やはり学校はデータだけでなく、実際に見に行って説明を聞いてこられると良いでしょう。

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わかるとやってみたくなる

子どもたちのやる気を引き出す方法の一番はやはり、わかる体験をさせるということです。

わかった、できた、ということがきっかけになって、次に進もうという気が起きる。

これもできるかもしれない、と思うからがんばるようになる。逆に、あれもできない、これもできない、ということになると八方ふさがりの状態になるから、何も進まない。

やる気も起きないのです。

最近、気にかかっているのは、カリキュラムが速くなり、組み分けテストなどの負担が増えて、子どもたちが八方ふさがりに状態になりやすい、ということです。

別に組み分け試験の結果で入試に入れるというわけではない。中学入試はまだ、一発勝負なので、逆にそこまではどう山を登ろうとやり方は自由です。

したがって、わかるということを特に4年生や5年生のうちは大切にしていかないといけない。

カリキュラムが進んで、わからなくなったら、足を止めればいいのです。

例えば2週間かけて1週間のカリキュラムを勉強する、というのでも悪くはない。逆にわかれば自然と速く進むようになるのだから、先を急ぐ必要はありません。

今、わからない、ということであれば、今のうちにもどってしまう方が良い。わからないところにわからないものを加えたら、何がなんだかわからなくなる。

何がわかっていて、何がわからないのか。しっかり整理して少しずつ進んでいきましょう。

子どもたちがわかるペースをつかめれば、自然と先は見えてくるものです。

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