2014年受験に向けて」カテゴリーアーカイブ

プレッシャーの原因

試験が近づくにつれて、子どもたちには精神的なプレッシャーがかかります。

のんびりしていると見えても、本人たちの気持ちはそうではない。実際にチックが出る子もいますし、ストレスはかかる。まあ、受験する以上、ある程度のストレスは仕方がない部分があるわけですが、しかし、やはり結果を恐れると、うまくいかない。

この時期は、小学校でも、「誰がどこを受けるらしい」みたいな話が出る。なるべく、そういう話はしないように、とはいっても、実際お母さんたちが話しているわけですから、子どもの口だけ止められるわけもないわけで、そうなると
「あの子が合格して、僕が落ちたらどうしよう。」
という気持ちになる。
「みっともない。はずかしい。」
という感情につながると、これはあきらかにプレッシャーになる。だからこの考え方を変えさせないといけないのです。

よくスポーツ選手は「自分らしい試合」とか「自分のプレーができれば」というような言葉を口にします。絶対に勝つ、みたいな話はあまりしない。

「絶対に勝つ」という気持ちは大事だが、実際には自分にプレッシャーをかけすぎて、力を出せないことが多い。

だから、「自分の力を出せればいい」という言い方をするのです。

オリンピックの優勝候補ですら、そういう言い方をするわけだから、子どもたちにはなおさらのこと。

ですから、まず、落ちることはみっともないことでも、はずかしいことでもないということを教えましょう。

ただ、「悔しいこと」です。

自分の力が通じなかった。だから悔しい。次は通じるように努力しよう、とこうなればいいので、そういう考え方ができるようにいろいろ話をしてあげてください。

ちなみに、「不合格のときにかける言葉」など考えなくていいです。

ただ、悔しいことだから、子どもによっては泣くでしょう。泣くくらいでないと、いかんと思います。

でも、次の試験はあるわけだから、「もう一度、自分の力を出し切ろう」と本人が考えていければいい。つまり、そういう考え方を教えておけばいいのです。

これからプレッシャーがかかる子はいますから、様子を見ながら、適宜少しずつ教えていきましょう。

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実施要項や学校案内をよく読む

フェリス中学が、今年合格発表を2時間早めるそうです。

というような変更点は、試験実施要項にちゃんと書いてあるわけですが、しかし、何となく読み飛ばしてしまうことが多い。

以前に学校案内やホームページで見て知っていたことが、ちょっと変わっている、ということはあるものです。

なので、良く読むことが大事。

本当に、しっかり読んでみると、「?」ということがあるものです。

例えば、良く私がお話することに、合格した後の書類の受け取り時間というのがあります。

みなさん、何時から合格発表という時間はよく見ている。しかし、合格した後書類が受け取れる時間はほとんどの学校で決まっています。

そして、ここが大事ですが、ほとんどの学校で、その時間中に書類を受け取らなかった場合、「合格を辞退した」とみなすことになっています。

その時間がしっかり募集要項には書いてあるでしょう。

そういうことを忘れないように、やはりしっかり読むべきなのです。

出願準備をする時期になっていますが、読み落しがないように、本当に良く読んでください。
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急ぎの虫をどう抑えるか

ミスの原因はいろいろありますが、その根本には急ぎの虫がいます。

早くやらなきゃ。早く解かなきゃ。

という気持ちが子どもたちを見ていると明らかに強い。

例えば模擬試験では、すぐに鉛筆がカリカリ動く音が始まる。本当は、もっとゆっくり問題を読んだ方が良いのに。しかし、急がないと終わらない、という気持ちが強いのです。

これをどう抑えるか、がこれから成績を安定させるためのコツになります。

模擬試験でも、過去問の練習でも、重視すべきは「正答を導く」ということなのです。

急いでやってすべての問題に手をつけて正解率が7割なのと、ゆっくりやって7割の問題を解いて正解率が100%なのと、同じ70点ですが、しかし、入試の結果で見ると、明らかに後者の傾向の子どもたちが合格します。

正解率が高い方が合格しやすい。

このことを徹底的に子どもたちに教える必要があるのです。

ミスが出るのは急ぐから。急がないと終わらない、という強迫観念は長年、組み分けテストを経験している子どもたちにしみついている。

しかし、正解率の高い子どもたちは決して急がない。自分のペースで解いて、答えられるところまででいいと、最初からそう思っているフシがあります。

この感覚を身に付けることが大事。これからの過去問練習で、ぜひその感覚を研ぎ澄ましてください。

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