2013年受験に向けて」カテゴリーアーカイブ

ラジオ体操のスタンプ

以前、子どもが夏休みにラジオ体操に出ると、おじさんがスタンプを押してくれました。

このスタンプをためると、何か賞品がもらえたようで、それを楽しみにラジオ体操にでかけていったようです。

自分の力で何かをもらえるのは、子どもたちの大好きなことです。

宿題をやってきたらハンコ、問題ができたらハンコ、グループで知識クイズに勝ったらハンコ。

そしてハンコをためたら、ノートやペンをもらえる。塾でもいろいろな工夫をしているようです。

夏休みにいろいろな課題を決めたわけですが、やはりごほうびもあった方が良いのではないでしょうか。

例えば毎日計算がある。全部できたら、ハンコ3個。1個間違えたらハンコ2個。100個ためたら、好きな本を1冊買えるとか。

そういえば、子どもたちに人気があった商品にマグドナルド食べ放題、というのがありました。何食べてもいいぞ、というのは、子どもたちにとって「自分で好きなものを食べられる」ということが楽しかったのかもしれません。

どうせやらなければいけないことだから、ちょっと工夫して楽しく進めてください。

ハンコやスタンプ、シール、いろいろな手があるでしょうが、それがたまった分、子どもたちの力が蓄積すれば良いのですから。

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自信をつける源

夏休みは勉強をやりこむ期間ですが、「やりこむ」ことで生まれてくるのが「自信」でなければいけない。

「これはわかった」という自信。「ここはできる」という自信。

そういう自信が積み重なっていくと、「合格できそうだ」という自信も生まれてきます。

だから、勉強をやるときも、「これは本当にわかったのか」ということを自問していくのが本当は必要です。しかし、子どもたちは、何となく「気ぜわしげ」にものをすすめるあまり、そこにこだわらないことがよくあります。

「本当にわかった?」

と聞くと、

「わかってるよ」

とつい言ってしまう。しかし、本当に自分でわかったのか、「自問」できていない場合が多いのです。

勉強が力につながるのは、そこを素直に自分に問えるか?ということです。できないことは悔しいことだが、だめなことではないのです。「まだ、だめだ。よくわかっていない。」と思ってやり直そうとする気持ちがあれば、これは勉強を進めるうちに必ず力になってくるし、自信をつけることができる。

だからもとは「本当にわかっているか」を自問できる素直さにあるといっても良いでしょう。ただ、反抗期に入った子どもたちは、なかなかそこが出来ないことが多い。つまり、親が聞けば「わかってるよ」になってしまう。

この部分を上手に引き出しましょう。そのためには、お互いが冷静にコミュニケーションする過程が大事です。

「なんでミスしたの?」

ではなく、

「このミスを防ぐのに、どうしたらいいだろうか。」

を一緒に考えていく。

「この問題ができるのには、何を勉強すればいいだろうか」

と話してみる。

別に教えられなくてもいいのです。

子どもが素直に「自分がわかってない」と認め、次に何をすればいいか、積極的に考え、行動できるようになれば、算数の問題がわからなくても、子どもの力を引き出せたことになるだろうと思います。

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ソフトな管理型

いくつかの塾の模擬試験資料を最近見せていただきました。20年前ぐらいと比較してみると、学校もだいぶ変わってきて、偏差値表なんかは「あらら」と思うことがありますね。

最近のトレンドでいうと、「安心」ということばがキーワードのようです。

もちろん震災のことがあるので、家から近い、あるいは施設が頑丈である、というのもしっかり見られているところだと思いますが、昨今のいじめ報道の問題もあり、しっかり生徒を管理してくれる。ただ、それが今度はハードにならないように、あくまでソフトに。という嗜好ではないでしょうか。大学受験についても安定して実績がでているところが好まれているようです。

だから15年前ぐらいのデータと比較してみると、偏差値が上がった学校はこういう「ソフトな管理型」が多いようです。ソフトな、というところが大事で、ハードなところはやはり修正を迫られている印象がありますね。

最近は学校にもいろいろな特徴があるようで、ある学校は明らかに「これは塾だ」と思えるシステムが加わっています。良く調べてみると、どうも学校法人の中に塾が入ってきているようで、なるほどなあ、と感じます。全国には塾が経営している学校があるので、このくらいはむしろ当たり前なのかもしれませんね。

学校には創立の精神があるし、やはりその学校らしさは大事にしてほしいが、しかし一方で私学も競争です。生徒募集に関して言えばやはり特徴的な指導やシステムが必要になってきているのは間違いありません。

ここ5年から6年ぐらいは首都圏については各学年30万人前後が在学し、その16%~17%が中学受験をするという傾向は変わりませんが、子どもが一人当たり受験する学校は減少しており、各家庭がしっかり学校を選んでいます。

その意味で「伝統」や「学風」ばかりにあぐらをかいていてもいけないところがある。別に塾のようにやってほしいとは思わないが、それぞれの学校が「子どもの成長」にプラスになるシステムは編み出してもらいたいと思います。教育はなかなかイノベーションが起こりにくい分野ではありますが、それでも「何か」を求めていかないと、どんどん埋没してしまう可能性があるのですから。

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