2013年受験に向けて」カテゴリーアーカイブ

大規模校舎と小規模校舎

同じ塾でも大規模校舎と小規模校舎に分かれる場合があります。最近は、塾の教室が多く展開されているので、同じ塾でも近くの校舎は小規模校舎、しかし30分の通塾時間を考えれば大規模校舎に行ける、という場合があるでしょう。

で、子どもをどちらに通わせるか、ちょっと悩ましいところです。

大規模校舎の特徴で言えば、当然、会員が多いので、クラス分けが大変になる。しかし、その分、学校別になったときに、比較的種類の多い学校別に対応してもらえる。

一方、小規模校舎は人数が少ないので、クラス分けによる先生の入れ替わりが少ない。しかし、学校別になると他校舎に行かなければいけない場合が出てきます。

元気で、競争に対して積極的な態度が持てる子や、すでに志望校が決まっていてモチベーションが高い子はやはり大規模校舎に通った方が良いでしょう。

また、ややおとなしい性格で、これから志望校を決めよう、と思っている場合や成績がまだ十分でない、と思われる場合はむしろ小規模校舎に通った方が良いと思います。

同じ塾であれば、校舎間の移動というのは比較的簡単にできる。しかもシステムが同じなので、新たなやり方に慣れる時間もいらない。その分、子どもにあった指導を考えることができるでしょう。

現状や子どもの性格に合わせて、校舎の規模で考えてみるのもひとつのアイデアだと思います。

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塾の競争

大手進学塾には当然競争があるわけですが、どうもそれは、より多く、より早くという方向に進んでいるように思います。

より多く・・・たくさんの問題をこなすこと

より早く・・・早い段階ですべてのカリキュラムを終えること

今のカリキュラムは、私が「中学受験、合格して失敗する子、不合格でも成功する子」で書いた「飛び級」ぐらいのスピードになっています。つまり、以前に比べて半年以上前倒しになってきています。また、子どもたちが処理しなければならない問題(私には到底、勉強しているという感じがしないのです。)は1.5倍なのか、2倍なのか、まあ、いずれにしても増えているでしょう。

ある塾のプリントを丹念に整理していたお母さんが、そのプリントの厚さを見て、「とうていできるものではない」という印象を持たれたという話を伺ったことがあります。まさにその通りでしょう。

で、その分個人塾とか、地元にある1~2拠点の塾がむしろ「ゆっくり」「じっくり」やっているのです。子どもたちのためを考えれば、そういう選択が出てきておかしくない。

しかし、どうも塾の競争は多く、早くになりがちであって、それが有名中学合格者の数の源泉になっている、と思われているところがあるように思います。

たくさんやったって、早くやったって、合格しない子もいる。逆にじっくり、ゆっくりやって合格した子もたくさんいるのです。

ただ地元の塾の数を集めることはないから、その数には目がいきにくい。一つの塾で1人や2人御三家が入ったって目立たないでしょう。ただ、その子たちは自分に合った塾を選んでそれが実を結んだのです。

このあたりのことは、お父さん、お母さんがしっかり見極めてほしいと思います。

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塾の送り迎え

普段の日は、塾がどうしても夜遅くなるため、送り迎えをされているお父さん、お母さんは多いでしょう。

先日、新聞記事を読んでいたら、タクシーが塾の送り迎えをしてくれるサービスがあるそうです。結構高いサービスではあるものの、ご近所3人で使うとそれほどでもない、ということだそうですが。

講習中は比較的時間が早いので、子どもたちは自分で帰ってこれるでしょう。だから、この時期はなるべく子どもたちだけで行動させたいと思います。

夜ともなるとやはり怖いし、いやな話は多いのでこれは送り迎えをしないと仕方がない。

しかし、昼間の通塾はぜひ、子どもたちだけで行動できるようにしていくと良いと思うのです。特に6年生は、来年からは中学へ一人で通うことになる。

朝早く、あるいは夜、部活の練習があって遅くなることもあるかもしれない。だから、もう一人でなんとかできるようにしておきたい。

中学になっても、送り迎えをされているお父さん、お母さんもあるようですが、そろそろ自立を始めさせて良いのではないでしょうか。いろいろなことを自分でできるようにする、という意味では大事なプロセスのように思います。

講習中の送り迎えは、工夫して子どもたちが自分で行動できるように少しずつステップアップしてください。

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