2013年受験に向けて」カテゴリーアーカイブ

インプットを断つ

子どもの成績が悪いと、新たに家庭教師をつけるとか、個別に通わせるとか、まあ、そういうことを親としてはつい考えがちになるわけです。

1週間で5日も塾に通い、残りの2日も家庭教師や個別がびっちり。塾も2つ行っているし。いや、それはやはり「やりすぎ」なのです。

子どもがいろいろな情報を与えられすぎて、自分で考える余裕がなくなる、というのが最近、よく見かける「できない子の原因」です。

早いカリキュラム、たくさんの宿題、そして多い塾。インプットが多すぎて、自分でアウトプットするまでの蓄積がないまま、アウトプットを求められている、といってもいいかもしれません。

以前は子どもができないと、「勉強してないだろう」と思うのが普通でした。しかし、今の子どもたちが「勉強していない」というのは割合としては高くない。むしろ「やらされすぎて自分で考えていない」ということになっているのではないかと思うのです。

だから、インプットはそこそこにして、自分で考えるということに本来は重きを置かないといけない。

案外通塾が不便な地域の子どもたちが、逆に成績が良くなるというのは、その裏返しであろうかと思います。講習は毎日通う、というのが一般的になったが、本当はお盆休み以外にも1週間ぐらい自分で勉強する時間があった方が良い。そして普段はやはり週3日ぐらいが塾や家庭教師に割り当てる時間の上限ではないでしょうか。

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見たいものはたくさんあるが

オリンピックが始まりました。

スポーツの好きな子どもたちにとってはたまらない、というところでしょうが、しかし、やはり見るものは決めておかないと、なかなか勉強が進まない。録画機能も上手に使っていかないと、つい、時間がたってしまいます。

これは夏休みに家にいるお父さんにもいえます。

今年は受験だから、なかなか旅行もままならない。外に出ても暑いから、というのでついテレビ観戦になることが多いと思いますが、ダイニングで勉強している子どもたちも少なくない。ここも計画的に考えていくことが必要です。

受験生がいるからといって、はれ物にさわるような態度は必要ありません。子どもは子どもでがんばっているが、だからといってみんなが息をひそめる必要もない。

ただ、テレビがついていると、やはり子どもの目はそちらに行くのが普通なので、こういうところを「ちょっと気遣って」上げてほしいと思います。

これは弟や妹たちにも言えること。

「ほら、お兄ちゃんは勉強しているから」

と言われたって、彼らからすれば遊びたいに決まっているし、それで叱られるのも理不尽な話。

上手に時間や場所を使い分け、家族のストレスがたまらないようにしていきましょう。

気の使い過ぎもストレスにはなりますから、気を付けて。

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私立のいじめや不登校

私立に行けば、いじめや不登校はなくなる?

というわけにはいかないのが現実でしょう。実際問題は、たくさんあると思って良いと思います。まあ、どこまで表になっているか、ということになると難しいところがありますが。

公立よりも私立は表になりにくいところがあるでしょう。まず学校がよほどのことがない限り発表しない。大きな問題になる前に問題の目を摘み取っていればまだ良いが、そういう解決にならない場合もあります。

というのは私立には退学がある。言葉は悪いが、問題のある子は全部退学させてしまう、ということが可能です。(これはいじめた方だけではない。いじめられた方が退学になる場合もありえます。)

辞めれるんなら、その方がいい、とっととやめてしまう子は少なくありません。せっかく入試で合格したのに、「こんな学校、ゴメンだ。」とやめてしまってはもったいない、と思うのですが本人の気持ちになると、そうも言っておれない。

だから、中学生になったから、もう安心。というわけにはいきません。

やはりお子さんの様子は良く見ていないといけない。そして、気になることがあったら、学校と相談してみることだと思います。そのとき、その学校の本質みたいなものがわかるかもしれません。

本当に面倒見の良い学校だったのか。それとも、それはセールストークだったのか。

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