2012年受験に向けて」カテゴリーアーカイブ

入試集合時間の何分前に行けばいい?

塾の応援の先生はだいたい、集合時間の1時間から90分前には並びます。

しかし、受験生は30分前が目安ということで良いでしょうが、本当は15分前でも10分前でも構わないのです。集合時間に間に合えばいいわけですから。

ただ、その時間にどういう気持ちで会場に入っていくか、が問題になるわけで、例えば近くのファミレスで一休みしてから行くぞ、で気分が良いならそちらでいい。

私はとにかく「早く行かなくていい派」です。

早くから行って寒い間外にいるのは、かぜもひくし、よくない。

ただ、時間が読めない。というのは、電車の事故があった場合を考えるからです。最近は事故があっても30分程度では動き出しますが、今朝も小田急が一部止まっているみたいで。

遠くの学校だとこれが読めないから、やはり用心して早めに行く。その結果会場で長く待たなければいけない、なんてことになるのです。

さっと、行って、「じゃ、がんばってね」と子どもを会場に入れるのが理想。だから私はまあ、10分前につけばいいのではないか、と思っているのですが・・・。

以上、ご質問にお答えしました!



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ひっかかりやすい問題

図のような均質でないてんびんに体積が同じで重さが違うおもりABをつるしたところ、平行になりました。
では、このABをそれぞれ水が入ったビーカーの中にすべていれるとてんびんはどうなるでしょうか。

(1)A側が下がる。
(2)B側が下がる。
(3)変わらない。
(4)これだけではわからない。


この問題、重さもわかっていないし、支点からの距離もわかりません。だからつい(4)か、という気になってしまうのですが、答えは(2)になります。

ABとも同じ体積なので、受ける浮力は同じです。つまり同じ浮力分だけ軽くなる。でも重さがわかっていないし、支点の距離も・・・。
しかし最初はつりあっていたのですから、AとBの回転力はつりあっていたのです。

しかし、浮力の分だけ減るわけですが、明らかにAの方が支点からの距離が長い。したがって
減る回転力はAの方が大きい。

だからBの方が下がるわけですね。選択肢に(4)があるので、ひっかかりやすいかもしれませんが、逆から考える。つまり、減る重さが一緒だとすれば、減る回転力はどうなのか?という発想につながればよいわけです。


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やさしい問題こそ気をつける

子どもたちの様子を見ていると、ミスが出る問題は圧倒的にやさしい問題が多いものです。

一行問題など、「見たことがある」とか「やったことがある」と思った瞬間に、もう問題の条件を読み飛ばしている。

だから後から答え合わせをしてみると、「ギャー」と頭を抱え込むことになるわけです。しかし、ここで差がつく。

合否を分けるのはやさしい問題なのです。

問題を解くとき、条件に下線を引く

答えが出たと思ったら、もう一度見直す

この2つをやるだけで、ミスはだいぶ減ってくるもの。とにかく徹底的に実行させるようにしましょう。

普段からていねいに解くという練習をしていないと、やさしい問題ではまりますから要注意です。


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「中学受験、成功する親、失敗する親」

「第1回 母親講座 これからの中学受験」(田中貴)

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