2012年受験に向けて」カテゴリーアーカイブ

市川の応募が締め切られて

市川の応募が締め切られました。

男子 2012年 1626名 倍率9.3
   2011年 1952名 倍率11.2

女子 2012年 939名 倍率9.6
   2011年 1014名 倍率10.5

単純に計算すると男子83% 女子92%

全体の規模が減少しているのは、あると思うのですが、近年学校選択が堅実になっているとも思うのです。

でも、中学入試はなかなか簡単にはなりません。今日は関西の入試の2日目。また多くの受験生が会場に向かっているでしょう。しっかりがんばってきてほしいと思います。

親子で受かる! 中学受験手帳

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関西の中学入試もスタート

□ 本日は関西の中学入試も本格的にスタートする日です。そしてセンター試験。早朝から寒いので、充分に暖かくしてがんばってきてほしいと思います。

□ とにかく力を出し切ることが大事。ていねいに問題を読み、何を答えるべきか確認しながら、進めること。

□ 全部やりきらなくとも、やった問題の正解率が高い子が合格するのが入試です。

□ 受験生、がんばれ!

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注意力

以前、こんな問題を出したことがありました。

A管だと15分、B管だと10分で水が入り、C管だと12分で水がなくなる水そうがあります。A、B、C3つをあけて入れると何分でいっぱいになりますか。

こんなの、簡単だよ、と言って間違える、典型的な問題だと思うのです。

全体の水そうの容積を60とすればAは4、Bは6、Cは5となります。と、ここで、問題を良く読んでいないと
60÷(4+6+5)=4分と答えてしまいます。

ところがC管は出すので正しくは
60÷(4+6ー5)=12分が正しい。やり方はわかっていても、C管が出す管であることを忘れてしまうと、ミスがおこるわけです。

「簡単だよ」と思った瞬間にC管が出すことを見逃してしまう。A、B、C同じに考えてしまいがちなのです。

入試というのは、差がついてくれないといけない。作成側からすると、差がつかない入試問題はやさしかろうと、難しかろうと、だめな問題です。だから、作問は「ここで間違えるだろう」という罠をしかける。

それを見抜けるかどうか、注意力の問題。だから、ていねいに問題文を読めるかどうかが、合否の大事な分かれ目であるのです。

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