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6年生後半になると、第一志望も決まり、いよいよ受験体制ということになると思います。
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今まで、家で勉強していたご家庭も、そろそろ塾を考えないといけないのではないか?と不安になる場合があるかもしれませんね。確かに早い時期から、塾に週何日も通うというのは、ちょっとと思われる方は多いでしょう。晩御飯もいっしょでないのは?と疑問を感じても不思議ではない。
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ただ、6年生最後の半年は、できれば塾に行った方が良いと私は思います。なぜか。
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1つには子どもが十分にその体制に入っているから。4年生とは違い、勉強もそこそこ進んでいるわけですし、むしろ本人は合格したいと思っているでしょう。だから塾に通うことに少なくも、抵抗感はなくなっている部分がある。
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もう1つはやはり、ライパルの存在。家庭だけでやっていると、他の子どもたちがどのくらいやっているのか、刺激が少ない。刺激が強すぎてもいけないが、いずれにしても入試で競争するわけだから、みんながどうなのか、というのは情報としては大事なところ。
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さらに、塾の情報の整理力はおおいに使っていいでしょう。模擬試験ばかりでなく、これを覚えると第一志望にはぴったりなどのノウハウはさすがに塾はよくそろえています。
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今まで行かなかったから、もう、最後まで、と意地をはる必要はない。
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受験はあくまで合格するためにやるのです。何がプラスになるか、柔軟に考える必要があります。
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私は塾に振り回されてはいけないと思う。ただ、塾を利用するというのは、大事な方法論なのです。この秋、どういう塾のどの講座を利用するか、あるいはどういう教材を使うのか、その戦略はお父さん、お母さんに任されています。
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ですから、いろいろ情報を集めて、検討しながら秋の戦略を考えてください。6年の秋は、私は塾を大いに利用すべきだと思います。
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