新パパママ先生合格術」カテゴリーアーカイブ

第28回 A4バインダーとスキャナーでパパママ塾テキストを作ろう

    5年生、6年生の保護者のみなさんへお勧めしたいキットがあります。
    ひとつはスキャナー。受験勉強の道具としてコピー機はあると大変重宝します。テストのやり直し、過去問の解答用紙、授業の問題の復習等、コピーをとってもう一度ノートに貼り、子どもにやり直させる、大変いい方法なのですが、いかんせんコピー機は高い。
    そこでおすすめなのが、スキャナーとプリンターを使った簡易コピー。
    スキャナーでPDFにして、プリンターで印刷すれば十分に勉強に使えます。
    そうなると、子どもに与える勉強を一元化できることに気づかれるはず。
    塾の復習、テキスト、過去問。今、やらなければいけないことはたくさんありますから、優先順位をつける必要がある。これはなかなか子どもたちだけではできないので、お父さん、お母さんの力がどうしても要ります。
    だからやらせるべき勉強だけを切り取る、ということをしてあげてください。
    塾のテキスト、過去問、問題集、そういうものから、この1週間にさせる内容をピックアップ。パパママ塾のオリジナルテキストを作るのです。
    出力は全部A4。そして科目別に分けないで、日にち順にA4のバインダーに綴じていく。これは30穴のファイルの方が子どもの勉強には便利でしょう。子どもたちは毎日、このバインダーの予定量をこなせばいい。
    これはワーキングマザーのみなさんにとっても良い方法です。このバインダーの勉強を、お母さんが働いている間にやらせておく。そして帰宅後、このバインダーをチェックすればいい。
    情報を一元化する、そして定型化する。
    科目別に分けずに日にち順にする意味は、子どもの勉強の過程を一覧するためです。4教科に分けると、それぞれの優先順位に並ぶかもしれないが、総合の優先順位にはならない。だから整理がつきません。
    5年生も、6年生もいま、一気にやらなければいけない勉強が増えているはず。
    だからこそ、優先順位をしっかりつける必要がある。だから科目別に分けず、時系列に並べて優先順位をはっきりさせればいいのです。
    ぜひ、やってみてください。そうすると、大量の塾のプリントも一気に整理できます。しかもデジタルですから、オリジナルはすててもいいわけですね。

第27回 5年の秋は教科をしぼる

    5年の壁といわれるように、5年生の秋は一気にボリュームがアップします。
    算数でも難しいテーマが並ぶし、歴史は始まるし、・・ということでなかなか1週間のスケジュールがうまくいかない。
    したがってわからない→自信をなくす→勉強をしたくない→勉強をしない→わからない
    という悪循環に入っていくものです。
    しかし、入試までの勉強として考えるならば、ここですべての教科ができなくても、実は何の問題もないのです。だから、うまくいかないなあと思ったら、算数と国語に絞ってしまうという手があります。
    別に2教科受験をするという意味ではありません。
    ただ算数と国語に力をいれる。理科と社会は、ま、おいとこうと。
    そんなことをしたら、月例テストや組み分けテストの成績が・・・。
    でも全部やろうとしても、うまくいかないのだったら、全部の教科が中途半端になるよりも、科目に集中するのがいいと思います。
    それでも大変でしょう。だから、基本問題と応用問題に分けて、基本問題だけしっかり理解できるようにする、としてもいいのです。
    例えば算数はやがて比を習います。そうすると、これまで勉強してきた~算という特殊算は、比で解く方法が別に出てきます。だから、基本だけしっかりわかっておけばいいという面もあるのです。(それがすべてというわけではありませんが。)
    だからできることを確実にする。今、できないことには手を伸ばさない。
    大事なことは、子どもたちの自信や勉強に対するやる気をなるべく失わせないようにすることです。逆に少しでも進歩があれば、子ともたちも少しずつ自信を取り戻していくはずですから。

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第26回 秋の家庭学習

    秋の家庭学習のポイントは
    (1)授業の復習
    (2)過去問
    (3)知識の暗記
    の3点です。しかし、塾に行かないとすれば(1)は当然、家庭学習の中心にしている教材のやり直しということになるでしょう。ただ、ひとつのカリキュラム上に動かされるのではなく、どんなテーマのどのレベルを勉強するのか?ということを考えていかなければなりません。
    例えば多くの女子校の場合でいえば、算数はそれほど難しい問題は出ない。むしろ標準問題、パターン問題が多く出題される。あまり難しい問題を出しすぎると、差がつかないから、誰ができるかわからないからです。
    その辺りは受験する学校の過去問を見ればすぐわかります。問題はその標準問題を理解できているのか?という点。過去問をやれば、だいたい傾向が出てきます。つまり「できない傾向」
    多くのお子さんの場合、算数でいえば
    1 速さ 2 場合の数 3 図形
    というところが、「できない傾向」としてあがるのではないでしょうか。
    これらの分野はまた良く出る分野でもありますから、ここをしっかり押さえておく必要がありますね。
    その上で、また過去問をやってみて、出来を確認しながら進むといいでしょう。

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