各校の入試問題から」カテゴリーアーカイブ

ばねに関する問題

2014年桜蔭中学の問題です。


2つのバネAとB、おもり、棒(軽い棒・重い棒の2種類)を使って実験(1)~(8)を行った。棒は2種類とも均一な材質でできており、実験(3)~(6)では軽い棒を、実験(7)、(8)では重い棒を使った。バネ自身の重さやおもりをつるす糸の重さは考えなくてよいものとして、下の問いに答えなさい。ただし、計算した結果が割りきれないときは、小数第2位を四捨五入して小数第1位まで求めなさい。

(1)バネAに、20gのおもりをつるすとバネの長さは9cmになり、60gのおもりをつるすとバネの長さは11cmになった。

(2)バネBに、30gのおもりをつるすとバネの長さは11cmになり、60gのおもりをつるすとバネの長さは12cmになった。

問1 おもりをつるしていないとき、バネA、バネBの長さはそれぞれ何cmですか。

(解説と解答)
Aは40g増えて2cmのびるので10gあたり、0.5cmのび、Bは30gで1cmのびています。
したがってAの自然長は9-0.5×2=8㎝ Bの自然長は11-1=10㎝

【答え】A 8㎝ B 10㎝

問2 バネBの長さが13.5cmになるのは、何gのおもりをつるしたときですか。

(解説と解答)
3.5cmのびるので30×3.5=105gです。

【答え】105g

(3)長さが20cmの軽い棒(重さは考えなくてよい)の両はしに、バネAとバネBをつけ、棒の中央(バネAから10cmの位置)におもりaをつるすと棒は水平になった。

問3 バネの長さは何cmですか。また、おもりaは何gですか。

(解説と解答)

Aは10gあたり$$\frac{1}{2}$$cm、Bは10gあたり$$\frac{1}{3}$$cmです。
10gあたりAは$$\frac{1}{2}$$-$$\frac{1}{3}$$=$$\frac{1}{6}$$cm縮めるので、
10-8=2cmの差を縮めるには2÷$$\frac{1}{6}$$=12より10×12=120gが両方にかかるときですから、120×2=240g

バネの長さは8+0.5×12=14cm

【答え】バネの長さ 14㎝ おもりの重さ 240g

(4)おもりもを使い、棒が水平になるように、おもりをつるす位置を調節したところ、バネの長さは13cmだった。

問4 おもりをつるした位置はバネAから何cmですか。また、おもりbは何gですか。

(解説と解答)
13cmになるのに、Aは5cmのびるから5÷0.5×10=100g Bは3÷$$\frac{1}{3}$$×10=90gかかっているから、100:90=10:9より
Aからは20÷(10+9)×9≒9.47・・・㎝→9.5cm おもりの重さは100+90=190g

【答え】
おもりの位置 Aから9.5㎝ おもりb 190g

(5)バネAから8cmの位置におもりCをつるすと、棒が水平になった。

(6)長さが20cmの軽い棒をもう1本用意し、その両はしに(5)のバネAとバネBをつけ、上の棒を糸でつるした。

問5 上の棒について述べたつぎの文のうち、正しいものをすべて選び、記号で答えなさい。

ア.棒の中央を糸でつるすと、棒はバネA側が下にかたむいた
イ.棒の中央を糸でつるすと、棒はバネB側が下にかたむいた
ウ.棒の中央を糸でつるすと、棒は水平になった
エ.バネAから8cmの位置を糸でつるすと、棒は水平になった
オ.バネAから8cmの位置を糸でつるすと、棒はバネB側が下にかたむいた
カ バネAから12cmの位置を糸でつるすと、棒は水平になった
キ.バネAから12cmの位置を糸でつるすと、棒はバネB側が下にかたむいた
ク.どの位置を糸でつるしても、棒は水平にならなかった

(解説と解答)
AにはCの$$\frac{3}{5}$$、BにはCの$$\frac{2}{5}$$がかかるので、Aの方が下に傾きます。
Aの方が重いので上の棒もAから8㎝のところでつるせば、水平になります。

(答え)ア、エ

(7)長さ20cmの重い棒の中央に、バネAをつけてつるすと棒は水平になった。このとき、バネの長さは20cmだった。

問6 バネAの代わりにバネBを使うと、バネBの長さは何cmになりますか。

20-8=12㎝ 12÷$$\frac{1}{2}$$×10=240gがぼうの重さです。
したがってBにすれば10+24×$$\frac{1}{3}$$=18cmになります。

【答え】18cm

(8)棒の両はしにバネAとバネBをつけ、200gのおもりをつるす位置を調節したところ、棒は水平になった。

問7 おもりをつるした位置はバネAから何cmですか。また、バネの長さは何cmですか。

(解説と解答)
棒の重さを考えると、Aに120g、Bに120gかかっているので、
Aは8+$$\frac{1}{2}$$×12=14㎝
Bは10+$$\frac{1}{3}$$×12=14㎝になっています。
あとはA:B=2:3につるせばいいので、
200÷(2+3)×2=80gがAになるので、80÷10×$$\frac{1}{2}$$=4cmのびるからバネの長さは14+4=18cm
バネの位置は20÷(2+3)×3=12㎝のところになります。

【答え】
Aから12cm バネの長さ18cm

「映像教材、これでわかる力のつりあい」(田中貴)

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平面図形の問題

2014年ラサール中学の問題です。


図に置いて、斜線をつけた3つの三角形BFG、三角形FEH、三角形CDEの面積は等しく、BC:CD=3:2です。三角形ABCの面積は72cm2であるとして、次の問いに答えなさい。

(1)CE:EHを求めなさい。

(2)三角形BFGの面積を求めなさい。

(3)三角形BDGの面積を求めなさい。


(1)三角形ECD=三角形FHE=三角形BGF=(2)とすると、三角形BCE=(3)

三角形BCHと三角形FBDの面積は(2)+四角形EBCEなので等しくなります。

BC:CD=3:2ですから、底辺の比が3:5であるならば高さの比は5:3になるのでBF:BH=3:5
したがってBF:FH=3:2なので、三角形FBE=(3)
三角形BEH=(5)ですから、CE:EH=3:5

(答え)3:5

(2)三角形GBEと三角形BEHも同じ面積ですから、BEを底辺としたとき、高さは等しくなるのでGHとBEは平行になります。
BF:FH=3:2からGH:BE=2:3
三角形AGHと三角形ABEは相似になるので、AG:GB=2:1 三角形GBE=(5)より三角形AGE=(10)
三角形ABC=(10)+(5)+(3)=(18)=72cm2 より(1)=72÷18=4
したがって三角形BFG=4×2=8㎝2

(答え)8㎝2

(3)三角形BDGは(2)+(3)+(2)+(3)=(10)より
4×10=40㎝2

(答え)40㎝2

「映像教材、これでわかる比と図形」(田中貴)

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水溶液の問題

2014年渋谷幕張の問題です。


 表は7種類の水溶液の液性(酸性・アルカリ性・中性)と、水溶液に溶けている物質の室温での状態(固体・液体・気体)についてまとめたものです。

(1)①~⑤に適する語句を答えなさい。
 7個のビーカーA、B、C、D、E、F、Gに、表の水溶液のいずれかが一つずつ入っています。

 てつお君は、ビーカーA~Gの水溶液を見た目で区別できなかったので、それぞれの水溶液を少しずつ取り、次の1~5の実験を行いました。

実験1 ビーカーA~Gの水溶液をスライドガラスに少量ずつのせ、アルコールランプで熱したところ、B、C、E、Gの水溶液では白い固体が残った。他の水溶液では何も残らなかった。

実験2 それぞれの水溶液に青色リトマス紙をひたしたら、A、D、Eの水溶液ではリトマス紙が赤くなった。他の水溶液では色が変わらなかった。

実験3 Gの水溶液を他の水溶液に加えたところ、AとEの水溶液は白くにごった。

実験4 それぞれの水溶液にアルミニウムはくを入れたら、BとDの水溶液ではアルミニウムはくがとけて、気体が発生した。

実験5 それぞれの水溶液に赤色リトマス紙をひたしたら、B、F、Gの水溶液ではリトマス紙が青くなった。他の水溶液では色が変わらなかった。

(2)A、D、Gの水溶液は、‘それぞれ何ですか。名称を答えなさい。同じものを2回以上答えてはいけません。うすい水溶液の場合は、「うすい」をつけずに答えなさい。

(3)Bの水溶液が何であるかを決定できる実験の組み合わせを、次の中から2つ選び、記号で答えなさい。

 (ア)実験1と実験4
 (イ)実験2と実験3
 (ウ)実験2と実験4
 (エ)実験2と実験5
 (オ)実験3と実験5

(4)よく観察すると、見ただけで水溶液の種類がわかる場合があります。たとえば、ビーカーに入っている石灰水には、見た目の上で、他の水溶液にはない特徴があります。どのような特徴か、簡単に説明しなさい。


(解説と解答)
(1) 食塩水は中性、アンモニア水はアルカリ性、炭酸水は酸性。塩酸は塩化水素が溶けているので溶質は気体。水酸化ナトリウム水溶液は溶質が固体。

【答え】① 中  ② アルカリ ③ 酸 ④ 気体 ⑤ 固体

(2)実験1 BCEGの溶質が固体。
   実験2 ADEが酸性
   実験3 Gを入れたら白く濁ったものがAとE。炭酸水と石灰水をまぜると白く濁る。AとEはどちらも酸性なので、Gは石灰水。AとEのどちらかが炭酸水だが、Aは溶質が固体ではないのでAが炭酸水。
   実験4 BとDでアルミはくが解けたので、BとDが水酸化ナトリウム水溶液と塩酸。Dが酸性だから塩酸でBが水酸化ナトリウム水溶液。
   実験5 B、F、Gがアルカリ性。
  
   以上からAが炭酸水 Bが水酸化ナトリウム水溶液 Gは石灰水。

【答え】 A 炭酸水 D 塩酸 G 石灰水

Bは実験4から水酸化ナトリウムか塩酸で特定できます。
問題は残りの条件で、1つは溶質、もうひとつはアルカリ性で決められるので
アとウになります。
【答え】 ア ウ

(4) 空気中の二酸化炭素にふれて半透明のまくができるので、石灰水とわかります。

【答え】液面にうすい半透明のまくができる。

「映像教材、これでわかる水溶液」(田中貴)

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