「中学受験で子どもと普通に幸せになる方法」カテゴリーアーカイブ
考える力は消えない
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夏休みまではそこそこできていたのに、9月の模擬試験が始まった途端、成績が下がり始めた、という場合があります。
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夏休みの勉強が悪かった?
勉強しなかったのかしら?
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いえ、そうではありません。もしこのまま下がるとスランプです。
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スランプは、多分に精神的なものであると、まず理解してください。考える力は消えていない。ただ、うまくアウトプットに結びついていないのです。
子どもたちが、はじめて、受験のプレッシャーに悩み始めたということなのです。気持ちの中にプレッシャーであるという意識はありません。
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「不安なの?」
と聞けば、
「大丈夫」
と答えるでしょう。
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だって、経験がないんだから、わからない。しかし、間違いなく、自信がなくなっている。自信があれば、普通にとける。
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「これじゃちがうかな?」
こわごわ解いているわけですね。
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結果を恐れず、自分の力を出し切ればいい
といえば、それは簡単なのですが、そうはいっても、心配なのが、小学生です。
だから、おまじないです。
「あなたがどんな学校に行っても、パパもママも応援してあげるからね。大丈夫よ!」
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そして、具体的には、簡単な問題をていねいに解く練習をする。たくさんはやらないが、とにかく一発で正解になるようにする、という練習をしてみてください。特に算数は、これが一番有効です。
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まだ、12才。そんなに精神的に強いわけではないのです。
だからしっかり、応援してあげてください。