「中学受験で子どもと普通に幸せになる方法」カテゴリーアーカイブ

中学受験の範囲

考えて見ると、中学受験の出題範囲は結構広いので、すべてを勉強するというのはなかなか大変です。

先日ある取材があって、
「小学校の勉強だけで中学というのは受けられないものですか?」
と尋ねられました。もちろん公立一貫校や私立の一部では可能かもしれませんが、一般的にはやはり中学受験専門の学習をしなければならないでしょう。

振り返ってみると例えば算数は中学校の指導要領の範囲のかなりの部分を先取りしていますし、理科、社会でも高校受験の範囲と重なる部分はたくさんあります。

子どもたちは2年あまりをかけてこれらの範囲を学習してくるわけですが、実際に6年生のこの時期になってカリキュラムがいったん終了した段階で、復習しなければならないことはかなりの量にのぼります。

それをこれから復習していくわけですが、なかなか全部に手が回らないのです。そこで、第一志望にあわせて学習する内容を絞っていくやり方をお勧めしています。

今回の一連の説明会は「学校の選び方」というテーマでした。受験校を選ぶのは、まだまだ先とお考えになっている方も多いと思うのですが、これだけの分量を復習するというのは、なかなか大変です。早めに志望校が決まれば方向性も早く決まるので、夏の戦略もたてやすい。だからお話してきたわけです。

本日の市川が最後で多くのお母様方に聞いていただきました。「早寝、早起き、朝ごはん」のキャンペーンの話まできいていただき、ありがとうございました。

次回は9月ごろまた新たなテーマでお話して歩こうと思っております。

またよろしくお願いします。

面談

6年生の志望校面談を始めています。
まあ、他の塾だとまだまだ先の話でしょうが、私たちの塾の場合、志望校を絞って半年間の逆転戦略を考えるので、まあ、ここで志望校の話を保護者のみなさんとします。

で、先日、外部の6年生の方と面接をしました。

しばらくお話をしていたのですが、
「先生、こういう面談は、子どもの指導をしてくださる先生がなさるのですか?」
と聞かれたので
「はあ、そうですけど。」
と答えました。

「今の塾に通って1年半になりますけど、子どもの顔を知っている先生との面談は一度もありません。」
といわれました。

「はあ?」
「面談の専門の先生がいらっしゃって、子どものデータを見てお話をしてくださいます。でも、何か違うなってずっと思っていたんです。」
「ああ、クラスが変わるからでしょう。毎月クラスが変わると、先生も覚えてられないですよ。まあ、うちの場合は小さいから。」

かと思うと、別の方との面談で
「地元の小さな塾に通っているんです。」
「なるほど」
「でも、先生が本当に中学受験にくわしいのか、よくわからなくて。」
「・・・」
「高校受験の生徒はたくさんいるんでしょうけど、中学受験は。」
「でも、良く相談に乗ってくださるでしょう。」
「ええ、それはそうなんですが。」

確かに塾もいろいろと思いました。うちも当然、完璧ではありません。
この前内部のお母さんに
「先生、ホームページはあまり見ないんですけど。」
と言われてしまいました。うーん、見ない人にどう伝えるか、これも大きな課題です。

pre学校別特訓

夏休みが始まるまでに、第一志望校の過去問との相性を見るpre学校別特訓がスタートしました。

子どもたちは思い思いの過去問を持ってきて、解き始めています。しかし、スタートするときは、いろいろぐちゃぐちゃ言っていました。

「ほんとにやるの?」
「難しそうだよ。」
「この前やったとこ、やっていい?」

言いたい放題でしたが、しかし、実際に問題を解き始めるとなかなか真剣です。子どもたちはやはり入りたいと思う学校があると、俄然学習に対する集中力が違ってきます。

また、どちらを第一志望にすればいいか、迷っている子もいます。聞いてみるとどちらも魅力的な学校ですから、迷って当然でしょう。ではどちらの問題の方が相性がいいか、これはやはり考えておいた方が良い問題です。

カリキュラムがあって、なかなか今から過去問をやる時間がないかもしれませんが、私は重要な学習だと思っています。全ての範囲をこなすということは、子どもたちにとってはなかなか大変です。それよりは夏以降、自分の目標の学校の傾向に絞って学習を組み立てることが、大逆転には必要なことなのです。

その意味でもぜひ一度か二度、過去の問題をやる時間を作ってみてください。