「中学受験で子どもと普通に幸せになる方法」カテゴリーアーカイブ

コーチングの課題(6)

勉強を教えなくて良いが、やはり今の子どもたちがどんな勉強をしているのかを知ることは大事なことです。

私立中学受験の勉強は、小学校の勉強で足りるものではありません。
受験勉強と学校の勉強が一番乖離しているのが、中学受験かもしれません。

特に難しいのは算数と理科のように思います。

社会は高校受験、大学受験と範囲は重なりますが、やはり基本的な内容が多いと思うのです。しかし算数は方程式を知っているから解けるという問題ではありません。
場合分けをして数えて見たり、グラフを書いてみたり、あるいは図をいろいろ書いてみたりして、解く問題が多いのです。

コーチがすべてできる必要はないのです。(名コーチ=名選手とは限りません。)これだけの問題をうちの子が解けるようになるにはどうなればいいのか?

実際に問題を解いてみれば、子どもたちの課題や苦しさがわかるでしょう。

この夏、子どもたちが解いている横でお母さんも入試問題にチャレンジしてみてください。子どもの力がなかなかであることが発見できるかもしれません。

それが「ほめる」につながればよいのです。

コーチングの課題(5)

勉強は子どもが自発的にやることがもっとも望ましい。実際に強制してやらせても、「いやいや」やる中ではなかなか身につきません。

ただ、強制することに意味がないかといえば、そんなことはない。

例えば計算問題を毎朝3題、100日間続けたとしましょう。これはどんなに眠かろうと、必ずやるということを強制します。
3題ですからまあ、10分もかからないでしょう。

1日終わったらマルを1つ。こうやって100日間続けたとき、子どもが100個のマルを見てどう思うでしょうか?

そう、自信がつくのです。「やればできるんだ」ということがわかる。このために強制は必要な面も当然あるのです。

ただし、すべてを強制されてくれば、子どもも親も息が詰まってしまうでしょう。

あくまで勉強は自発的に、自分ができると思ってやることが望ましいのです。ただ、「どうせ、できないし」「やっても無理だから」という考えを持ちやすい子どもには、「強制」して「自信を持たせる」ということも大事なテーマでしょう。

コーチングの課題(4)

子どもの勉強を見ているとき、ほめることを意識していると良いでしょう。

コーチングの世界ではacknowledgementといいますが、相手のことを認めるという意味。親が子どもをみているとき、つい親の方が子どもに甘えて乱暴なことばや子どもを傷つけることばを発しているものです。

お母さんとしては「そういわれたらくやしいと思うだろう」と考えているのでしょうが、存外、子どもたちは「ぼくってかわいそうだなあ」と思っていることが多いのです。

実際に何ができるようになったのか、ここをしっかり見届けることで次の学習計画が生まれてきます。子どもは同じところにいません。常に成長していますから、日々できることが増えているといっていいでしょう。そこを認め、ほめる、ということが子どもの姿勢を積極的にするし、さらに次の目標に向かおうという気持ちを強くするものです。

お母さんは毎日、子どもたちの生活を見ていますから、注意すること、小言が多くなっているはずです。
「スリッパをけとばさないの、ドアは閉めて、ランドセルは上に持っていって!」
というような言葉が毎日のように繰り返されているでしょう。

子どもたちもわかっているのですが、しかし、実行できない。これが幼さです。しかし次第に注意深くなっていけば、できることばかりですから、その注意深さをつけていくために何をすればいいのか?ということを考えなければいけません。

むしろ認める、ほめることで子どもたちの態度は明らかに変わってきます。とお話すると「先生、のぼせませんか?」という話になるのですが、「のぼせるくらいでちょうどいいのでは?」とお話しています。

自信のない子よりは自信のある子の方が、自立もするし、自分の力も発揮するものです。

ぜひほめることばを増やして、子どもたちの日々の成長を認めてあげてください。