コーヒーブレーク」カテゴリーアーカイブ

斉藤健さん

今日は、中学受験とはまったく関係のない話です。

小沢さんの民主党代表就任でにわかに注目を浴びている千葉補選。その自民党候補が私の高校の後輩の斉藤健さんです。私はハンドボール部だったのですが、彼はひとつ下で夜遅くまでボールを追いかけた仲です。

今日が告示日だったのですが、残念ながら母親講座の日でいけませんでした。

彼はとても頭がいいし、やる気もすごい。通産官僚時代も歴史の著作をものにしたり、埼玉県副知事時代に行政の経験も豊富になりました。きっとそれなりの気持ちで今回官僚を辞めて補選に出ていると思います。

国家公務員上級試験というのは、司法試験と違って官僚を辞めてしまえば何にもならないわけで、そのリスクをかけて立候補をしたと思います。240人近い自民党の候補から選ばれた、その資質は十分と思っています。

ということで、しばらくは勝手応援団をやろうと思っているところです。

第41回 エルフィーキッズ

■久しぶりにcoffee breakを書くのですが、今回はお知らせです。

■私の会社で新たにエルフィーキッズという仕事を始めます。私はトータルチャイルドケアという名前をつけているのですが、要はご両親が働いているご家庭のお子さんを塾でお預かりしようというサービスです。今年のはじめから友人に相談を受け、学童保育の現状を調べたり、夏に試験的にやってみたりしたのですが、まずは私の足元の荻窪で10月1日から始めることにしました。

■学童保育の現状は残念ながら、子どもたちが勉強できる環境ではありません。たくさんの子どもたちが通いながら、指導員の数は限られており、しかもいろいろなニーズがあるのですから、対応は難しいのです。そこで学習や習い事を中心に放課後のスケジュールを決めて、塾で過ごしてもらい、家に帰った後はのんびり過ごしてもらうのはどうだろうかと考えたのです。

■そのためには環境を整えなければなりません。荻窪は私の会社の事務所を兼ねていましたが、先週、事務所部分を動かして模様替えをしました。私のデスクを中心において、デスクから大半の部分が見られるようにしました。そして自習できるスペースや、ゆっくり休める場所を作ったりしました。もとから決して広い空間ではありませんが、それなりに子どもたちがいやすい環境に変わってきました。また子どもたちのケアをするシーダーさんたちの準備も始まりました。

■1・2年生は13時から、3・4年生は15時から、5・6年生は16時からスタートして、算国の勉強をしたり、英語の勉強をしたり、パソコンで遊んだり、あるいはテニスやプールにでかけてみたり、保護者の方と相談しながら、子どもたちにやらせてあげたいことを積極的にやらせてあげられる環境にしたいと思っています。

■本日ホームページがまずは完成しましたので、ぜひご覧になってみてください。荻窪の近くでこのようなニーズをお持ちの方がいらっしゃいましたら、ご紹介いただければと思っています。ホームページはこちらです。

(平成17年9月27日)

第38回 朝鮮半島に関する問題

■こんな問題が中学入試で出題されていました。

■君たちが、君たちのお父さんやお母さんと同じくらいの年齢になるおよそ30年後に、中学生用の歴史の教科書が作られることを想定してください。

その教科書には21世紀はじめの「日本と朝鮮半島の関係」がどのように書かれると思いますか。30年後から現在を振り返ったとき、日本と朝鮮半島の関係にとって今は、良い時代だったといわれるでしょうか、それともそうではないと言われるでしょうか。

■21世紀が始まってから今日までの、具体的な出来事や事柄を折り込みながら、教科書の本文の文章を考えてください。教科書の項目のタイトルは「21世紀初めの日本と朝鮮半島の関係について」です。タイトルを書く必要はありません。

■今、この問題を読むと「小泉総理大臣の靖国神社参拝でこじれた日韓関係」や「北朝鮮の拉致問題」を思い浮かべるので、決して良い話にはならないかもしれません。しかしこの出題は実は2002年の日韓共催のワールドカップを想定していました。また韓国が日本文化の輸入を自由化するなど、太平洋戦争時の問題を前向きに解決しようとする流れも考えていたわけです。ほんの数年で外交の流れが変わってしまう、そのことを子どもたちはどう表現するのでしょうか?

(平成18年6月18日)