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組み分けで,無理をさせない?

組み分けで無理をさせて、上に上げるよりも、普通にやっていられるクラスにいて、それで入れる学校を選べば良いだけであって、何も無理をする必要はない。

組み分けに力を入れずぎると、本当に力がつかなくなるから、そんなのは参考程度で良い、という考え方があるそうです。

まあ、それも一理あるかなあとは思うのですが、まあ、本人がそれなりにがんばっているのであれば、それはそれで良いのかなとも思います。

一方、この学校に入れたいと思うからスタートする中学受験もあるわけで、その場合は、組み分けの結果で入れるかどうか、決まってしまうと、じゃあ、やめる?ということになってしまう。

それはそれであまりプラスにはならないようにも思えますね。

確かにできる範囲でしっかりがんばれば良いのですが、塾にいて逆に遠回りをすることもあり得るので、狙いたい学校がある、という場合はストレートにそれを目標にするやり方を考えた方が良いと思います。




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2025年 海城中学第1回 算数3










問題文をちゃんと読む

テストだから、どうしても急いでいるのです。

なので、つい、読み違えるところがある。

上流と下流を間違える。追いかけるのは太郎、次郎?

それこそ、いろいろな条件が出てくるので、それをちゃんと理解していないといけない。

しかし、慌てているから、パッと見て、パッと答えているところがあり、あとで読み直すと違うじゃん!ということになりかねないのです。

だからまず、問題文をちゃんと読む。時間が多少かかっても良いのです。なぜなら、やり直す時間を考えると一発で解いた方が速いから。

そこを勘違いしないことです。


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やる問題をしっかり選ぶ


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質問、増えてきました。











理科計算を出す学校、出さない学校

算数で、比と割合を習って以降、理科は割と計算問題の分野が続きます。

溶解度に始まって、化学分野では気体の発生や中和がその範囲ですし、物理では電気とその後に力のつりあいが続いていく。

なかなか難しいと思うし、結構、質問も多い範囲なのですが、しかし、理科計算は出す学校と出さない学校がある。

出す学校は、割と受験校に多く、さらには医学部系の進学に重点を置く学校は、ある程度できる子を求めます。

一方で、この範囲があまりできないと感じる子は多いので、そういう問題が出る学校は受けなくなる。

また出しても、正解率に差がでないので、(つまりできる子が少ない)、出しても仕方がないということで出さない学校もあります。

これは良く見ておいた方が良いでしょう。過去10年調べれば、出題されるかどうかもわかるし、また問題の難しさもわかる。基本ができていれば大丈夫、という学校も多いのです。

あまり手を広げすぎて、逆に「理科計算は苦手」という思い込みをつくらない方が受験対策には理があります。

まずは基本だけはしっかり理解する、という方向で勉強を進め、あとは出題傾向に合わせて、難度を上げる必要があれば、そういう練習を加えていけば良いでしょう。

いずれにしても難しい問題は、やらなくて良い子が結構多くいます。




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2025年 慶應義塾湘南藤沢中等部 算数6