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ナーバスになりやすい

これからは学校別特訓で組み分けが行われる塾が出てくるでしょう。

これは今までの組み分けよりも、子どもたちには結構影響が大きい。

~クラスまでなら受かるが、それ以下の合格者はほとんどいない、みたいな伝説が流れて、これは保護者の方も影響を受ける。

で、そのクラスからこぼれてメンタルにダメージを受ける子が多いのです。

自信がなくなった、とか。塾をやめるとか、まあ、いろいろ症状が出てくる。

だからそのダメージを受けないようにしないといけない。

ちょっとそういう雰囲気になったら、組み分けと距離を置くのも大事なことです。集団から個別に切り替えてもいいかもしれません。

まあ、メンタル的にタフな子もいますが、そうでない子も少なくないので、よく観察してください。



最初から捨て問にしない

社会や理科でも記述問題が出てくると思うのですが、これを割と簡単にスルーしてしまう子がいます。

ダメダメ、もうちょっと考えないと、と注意するのですが、何となく手が遠のいている。

時間がかかりそうだ、と思うからでしょう。でも、入試は僅差の勝負。

ここで2点とれたから合格する、ということだってあるのです。

1点でも多く取る、ということが大事。

だから最初から捨て問にしてはいけません。



自分で答えを出すことにこだわれ

算数を教えていて、できるようになってきた、という手応えを感じることがあります。

なぜだろうか、と考えてみると、教え方がうまかった、ということではあまりない。

本人が本当に考えて、なぜだろうか、どうしてだろうか、という風に突き詰めて考えられるようになってくると、自然にできるようになってくるところがあるのです。

目先の点数の追われてしまうと、すぐに気持ちがマイナスな方向に向きがちです。だから、点数は気にさせないし、時間もあまり制限しない。

とにかく、自分で答えを出す、ということにこだわる。

もちろん、難しい問題になると、なかなか自分でできないこともあるが、できなければ解説を読んで、どうしてそうなるのか、考える。

その繰り返しの中で、実はできるようになってくるのです。

6年生は、今、そうなっていると必ず伸びる。だから焦らない。

今点数が取れなくても、本番で取れればいいのです。だからじっくり考える。

自分で答えを出すということにこだわってください。