例えば流水算で、上りと下りの差の半分は流速である、という知識があります。
上りは静水時の速さ-流速、下りは静水時の速さ+流速ですから、下りと上りの差というのは流速の2倍になる。
だからこういう知識が出てくるわけですが、これをただ暗記していることが大事なのではなくて、理屈がわかっていて覚えていないといけないところがある。
例えば等差数列で、和の公式というのは(最初の数+最後の数)×個数÷2と覚えているでしょう。ではなぜ?と聞かれて俵算(昔はこういったのですが)がちゃんとわかっていることが大事なのです。
知識として持っているのは、それを覚えていることで、解くスピードを上げるためですが、しかし、その理屈がわかっていないとうまく使えないのです。
ここが大事な点。
使えるためには、理屈がわかっていないといけない。
ただ暗記していればよい、で解ける問題はそれほど出題されるわけではありませんから。
田中貴が主宰するフリーダムオンライン 2年間で中学受験を完成します。
受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
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