2016年東洋英和の問題です。
図のように、糸に100gのおもりをつけて天井からつるしたふりこで実験をしました。
ふりこの長さをいろいろ変えて高さ10cmでおもりをはなし、10往復する時間を計りました。誤差を小さくするために、何回か実験して平均を計算しました。表はその結果です。
ただし、どれも糸の重さは考えないものとします。各問いに答えなさい。
(1)ふりこが片道(A→B→C)とふれる間に、同じ時間の間かくで写真をとって重ねた図として、正しいものを次から選び、番号で答えなさい。
(2)ふりこの長さ50cmで_10往復する時間を5回計ると、次の表のようになりました。差を小さくするためには、何回目の結果を使って平均を計算すればよいですか。
(3)ふりこの長さが30cmのとき、ふりこが10往復する時間を答えなさい。答えが割り切れない場合は、四捨五入して小数第1位まで答えなさい。
(4)図のように、ふりこが真下の位置にきたときに糸が切れるようにカミソリをつけ、糸が切れた後おもりが水平方向に飛ぶ距離を測りました。ただし、ふりこの長さを変えても、まっすぐにつるしたときのゆか床からおもりまでの高さを30cmにそろえて実験しました。
1)糸が切れたあと、おもりはどのような道筋で落下しますか。正しいものを選び、記号で答えなさい。
2)ふりこについて次の1~6を変えたとき、『カミソリをつけずに10往復する時間』と『カミソリをつけて糸が切れ、おもりが飛ぶ距離』の両方とも変化しないのはどれですか。次の1~6より1つ選び、番号で答えなさい。
1ふりこの長さ
2おもりの重さ
3ふれはば
4高さ
5おもりの重さとふれはば
6ふれはばと高さ
3)次の図のようなふりこでおもりが飛ぶ距離と、斜面を転がって水平に飛び出したおもりが飛ぶ距離を比べました。飛ぶ距離が同じになるものを選び、記号で答えなさい。ただし、ア~クのふりこをまっすぐにつるしたときの床からおもりまでの高さ、エ~カの床からおもりが飛び出す位置までの高さをどちらも30cmにして実験しました。
【解説と解答】
(1)最下点で速さが一番早くなるので3
(答え)3
(2)4回目がかけはなれていますから、これを計算にいれずに平均をとります。
(答え)4回目の値が大きく離れているので、1、2、3、5回の結果を使う。
(3)120cmのデータを使って半分にします。
(答え)11.0秒
(4)
1)切れた時点でまっすぐに飛び出します。
2)おもりの重さは関係ありません。
3)高さが10cmで共通です。
(答え) 1)イ 2)2 3)イ・エ
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